東京経済大学

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マーケティングの仕事

本原 正明さん     株式会社 ロッテ
マーケティング統括部
ノベルティ企画室
本原 正明(ほんばら まさあき)さん
経営学部経営学科 2007 年3 月卒業。
東京都立日野台高校卒。高校ではサッカー部でディフェンダーとして活躍した。
当時の監督から言われた「自分の特長を一つだけ持て」という言葉が自身のモットー。
現在、株式会社ロッテ マーケティング統括部勤務

学生時代の経験のすべてが、いまの仕事にいきている

本原 正明さん

「大学時代に学んだことがいきているな」と思える場面が、仕事をしているとたびたび出てきます。なかでもありがたく感じるのが、ゼミで鍛えられた「自分で考える力」です。
私の所属した大森賢二ゼミでは自分で考えて発表することを重視します。たとえばホンダの創業者である本田宗一郎氏について取り上げた際には、彼が何を考え、なぜその行動を取ったのかを、徹底的に考えました。さらに、そこから"自分は何を読み取ったか"を伝えるまでが課題なので、自分の意見が入っていない発表をすると、批判を受けました。非常に勉強になりました。
いま私が携わっている企画やマーケティングの仕事では、まさに自分の考えを伝えることが重要です。どれだけすぐれた企画でも、会議にかけて周囲の理解を得て、上司へのプレゼンが通らなければスタートできません。「自分はこう思う、こうしたい」と発言するための基礎力は、ゼミでの経験がもとになっています。

社会現象を作る意気込みで、チャレンジ!

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所属しているノベルティ企画室では、子ども向け商品をどう売り出すかをプロデュースしています。担当商品の一つが「ビックリマンチョコ」です。ウエハースチョコにおまけのシールが付いていて、「悪魔VS 天使シリーズ」は、シールを集めて遊ぶ一大ブームを生みだしました。当時小学生で、現在30 ~ 40 歳代のファンに支えられ、30 周年を迎えたロングセラー商品です。その感謝の気持ちと、今の若い人たちにも商品を知ってほしい、もちろん売上も伸ばしたい......という会社の思いを実現するため、企画を立ち上げていきました。
たとえば、若年層に人気のスマホのゲームなどとコラボした新しいキャラクターのシールを展開しました。同時に30 ~ 40 歳代のファン投票で復刻版シールも作り「悪魔VS 天使シリーズ」の原画展を行うなどして、親子2 代でビックリマンが共通の話題となるようなしかけを考えました。原画展では大行列ができて、ビックリマンの人気を再認識。さらに、プロ野球の千葉ロッテマリーンズ球団の協力を得て、里崎智也選手監修の商品や、野球応援グッズも作りました。
こうしたコラボ企画は広告代理店に任せるのが一般的ですが、私はすべて自ら関わり、メディアにも積極的に出演しています。そもそもロッテとの縁は、就活のときに"母の日ガーナ"をしかけた東経大卒業生と出会う機会があったからです。どれだけ"菓子"の枠を超え、ガーナのように社会現象となるような企画を打ち出せるかが、入社以来、自分の目標になっています。

自分だけの強みを持ち、その力を信じ続ける

本原 正明さん

新製品やコラボ商品を出す際には、モノを作る作業が入るため、工場での原価計算を考えることが必要になります。ここでは大学で学んだ簿記の知識が役立ちました。ほかにもマーケティング、法務、経済や経営の基礎知識などが、いろいろな場面で「学んでよかった」と思えます。本社のさまざまな部署や、外部の企業と交渉するとき、少しでも専門用語が理解できれば、強みになります。
私のモットーは、高校時代にサッカー部の監督に言われた"自分だけの特長を持て"という言葉です。目標を決めたら手間をいとわず、手段を選ばず熱い心をぶつけるのが私の身上です。前の部署では「いつか仕事で会いたい!」とあこがれてきたサッカーの中澤佑二選手と、「クランキー」の仕事を一緒にすることができました。
これからも、私の挑戦は続きます。みなさんもぜひ、自分だけの強みを見つけ、学生生活で身につけた力を信じて、社会への一歩を踏み出してください。

キャリアパス

入社1 ~ 2 年目
株式会社ロッテのグループ企業であるロッテ商事に入社。近畿支店に配属され、大阪・京都・和歌山で菓子の営業に従事。2 年目にロッテ商事本社営業企画部に異動。

入社4 年目
ロッテ商事から株式会社ロッテの商品開発部チョコレート企画室へ異動。2012 年に手がけた「クランキー」の受験シリーズは現在も続いているヒット企画。

入社7 年目
マーケティング部ノベルティ企画室へ異動。子ども菓子の新商品開発とブランド担当に従事する。

現在
2014 年に30 周年を迎えた「ビックリマンチョコ 悪魔VS 天使シリーズ」の商品開発からプロモーション戦略まで幅広く担当。斬新なしかけが話題となり、数々のメディアに取り上げられる。

ある1日のスケジュール

8:00 出社。新聞を読みつつ1 日のスケジュールを把握。

8:50 書類作成業務。

10:00 アポイント。担当商品に関する外部との打ち合わせ。

12:00 昼食。社内食堂を利用。空いた時間を利用して、メールチェック。

12:50 会議/アポイント。社内会議や、商品の品質に関して研究所と打ち合わせ。

17:30 書類作成業務。

18:50 退社。ときどき仲間とフットサル。

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