東京経済大学

働き方のこれからを考える
Google Womenwill
『未来の働き方アカデミー』

『未来の働き方アカデミー』について

今の日本社会は、女性にとって「働きやすい」環境とはいえないかもしれません。働き続けたいと思っていても、結婚や出産を機にやむなく離職する女性が、たくさんいるからです。

『未来の働き方アカデミー』は、その名のとおり『未来の働き方』を学び・考える場です。開催当日は、社会で活躍する女性を講師に招いたセミナーや、学生同士でのワークショップを実施。誰もが働きやすい『未来の働き方』について、みんなでアイデアを考えていきました。

「女性の活躍をテクノロジーの力で支援したい」セミナーがスタート

『未来の働き方アカデミー』は、セミナーから幕を開けました。セミナーは2部構成で行われ、まず登壇したのはGoogle womenwillのプロジェクトマネージャー、岸田明理さん。「テクノロジーを活用した働き方のこれから」をテーマにスピーチされました。女性が、結婚や出産をした後も働き続けることのできる環境は、今の日本社会では十分に整っていません。だからこそ、女性の活躍をテクノロジーの力で支援したいと岸田さんは語ります。セミナーの中では、復職するママを応援するキャンペーンなど、これまでの活動事例も紹介していました。

「キャリアを築くうえで大切な、仲間やパートナーの存在」

第2部は、一般社団法人minorus代表理事の赤木真由さんが登壇。ご自身のキャリアを振り返り、新卒で入社したメーカーでは男性社会で活躍することの限界を感じ、次の会社では夜遅くまで働き続け健康への不安を感じたという赤木さん。それらの経験から、多様な人たちが活躍できる社会をつくりたいと考え、起業を決意したということです。「キャリアは自分の意思だけでは築けないし、働いていてもキャリアには悩むもの。だからこそ、仲間やパートナーを大切にしてほしい」と話し、会場は大きな拍手に包まれました。

『未来の働き方』について、みんなで知恵を出し合うワークショップ

セミナーが終了すると、次に学生同士でのグループワークがスタートしました。お題は『未来の働き方』についてのアイデアをひとつ考え、1枚の紙にまとめること。「今の社会が抱えている課題は何?」「それに対して、働き方をどう変えていけばいい?」など、どのグループも積極的にディスカッションを行い、次々とアイデアを生み出していきます。ワークショップ終了の時間が迫る中、各グループで一番良いと思ったアイデアを模造紙にまとめました。

『未来の働き方』のアイデア発表に、会場は大いに盛り上がる

グループワークが終わると、まとめたアイデアについてのプレゼンテーションが始まりました。2分という持ち時間の中で、『未来の働き方』についてのアイデアを、各グループ一生懸命に想いをこめて発表していきます。共通のテーマに取り組んだにも関わらず、発表の仕方もアイデアも、グループごとに個性が表れていたのが印象的でした。ひとつのグループの発表が終わるたびに大きな拍手が巻き起こり、会場は大いに盛り上がりました。

「一体感」が導いた勝利。優勝はGチーム。

A〜Kまで全グループのプレゼンテーションが終了し、参加者一人ひとりが最も良いと思ったグループに投票していきました。その結果、「子ども参観」というアイデアを発表したGグループが見事優勝を果たしました。

Gグループのリーダーを務めた齋藤 真由さんは、「女性が働きやすい社会についてのアイデアを全員で出し合い、解決策を考えました。そうした一体感をつくることができたからこそ、優勝という結果が得られたと思います。女性が育児と仕事を両立することの難しさを改めて痛感しましたが、男女一緒に考えたことで、未来の働き方を明るくすることができると感じました」とコメントされました。

一人ひとりの意識に、未来が少しずつ芽生え始めていく

参加者一人ひとりにとって、非常に収穫の多い2時間だったようです。参加者の感想の一部を、紹介します。

「ひとつの会社でずっと働くことが当たり前だと思っていましたが、転職も悪くないと気づかされました」(キャリアデザインプログラム1年生)

「働き方や価値観が、男女で違ってくるのは仕方のないことだと思っていましたが、今日の話を聞いて考え方を改めることができました」(経済学部3年生)

「今まで在宅勤務に対して良いイメージはありませんでしたが、今日のセミナーを受けて価値観がガラッと変わりました」(経済学部3年生)

「育児や出産を抱える女性を、男性としてどのようにサポートできるのか?そうしたことを考えるいい機会になりました」(経営学部4年生)

どの参加者も、『未来の働き方アカデミー』に参加する前とは、働き方に対する意識の変化を感じることができました。

「今日の経験を、これからも活かしていってほしい」

講師のみなさんも、学生のアイデアやプレゼンテーションに大きな可能性を感じていました。Google womenwillの岸田さんは「この短時間の中で、聞いたこともないようなアイデアがたくさん出てきてとても驚きました。これから働くことになる会社の中でも、ぜひ提唱してほしいです」とコメント。また、キャリアデザインプログラム支援担当の新井先生は「ディスカッションも仕事も、楽しめるかどうかが大事。チームワークがいいと、いいアイデアや笑顔が生まれる。積極的に関わっていこうとする姿勢を大切にしてください」と感想を述べました。

誰もが働きやすい仕組みというのは、残念ながら今の日本社会では実現できていません。しかし『未来の働き方』を真剣に考える人が少しずつでも増えていけば、きっと社会を動かすことができる。学生のアイデアや感想を聞いて、そんな期待感を抱くことができました。

東京経済大学の『未来の働き方アカデミー』の活動はこれからも続きます。

Womenwillについて

『未来の働き方アカデミー』は、Google Womenwillの協力のもと開催しました。Womenwillは、テクノロジーにより女性が直面する問題の解決を目指すGoogleのアジア太平洋地域全体の取り組みです。

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