東京経済大学

ファシリテーションスキルとは
“バランスをとって生きていくこと”

キャリアワークショップ
〜高校生と「ゼミしてみる」
ファシリテーションスキルを身につけよう〜
レポート

キャリアデザインプログラムの学生をメインに「高校生と『ゼミしてみる』 ファシリテーションスキルを身につけよう」と題したワークショップを、計3回に渡って、国分寺キャンパス内にて実施しました。

今回のワークショップは、学外の専門家として特別講師に豊田倖未(とよだ・ゆきみ)先生をお招きし、社会で関わる上で重要なファシリテーションスキルを学び、実践することを目的としたものです。

豊田倖未先生

最初の2日間では、ファシリテーションスキルの基礎から、その応用となるチームに分かれてのプレゼンテーションを実施しました。

ウォーミングアップとしておこなった「1分間スピーチ」では、自分たちの身の回りに起きたことを発表してもらいました。

豊田先生は、プレゼンテーションスキルは、今後の就職活動においても必要だと言います。「入りたい会社があったら、会社のことをちゃんと調べないといけない。自分のいいポイントを、相手に“いいね”と言ってもらえるように話ができるかは重要です」と、その重要性を説きます。

悩みながらスピーチ原稿を書いていた学生たちでしたが、豊田先生からの個々のアドバイスもあり、時折冗談を交えるなど、終始和やかな雰囲気でスピーチを行うことができました。

今回のワークショップの最終目標は、本学の呼びかけに応募してくれた、現役高校生と、一緒にプレゼンテーションを行うことです。2日目には、高校生とのワークショップに向けて、より実践的なファシリテーションスキルを学びました。

グループに分かれて行なうプレゼンテーションのテーマは「選挙」。どうやって若い人たちに選挙へ来てもらうかというテーマを、これまでに学んだことを踏まえ、課題の整理から論理的展開を実践する学生たち。Instagramの活用や、具体的なタレントの起用など、学生らしいアイデアが飛び出しました。

そして最終日は、いよいよ高校生を交えてのワークショップです。学生と高校生による混成チームを決め、簡単な自己紹介を行なったところで、挑戦したのは「マシュマロ・チャレンジ」です。

「マシュマロ・チャレンジ」は、チームビルディングの演習として有名です。

この日結成されたチームは、それぞれアイデアを出し合いながら、徐々に打ち解けていき、次第にチーム内での各人の役割が明確になっていきます。

マシュマロ・チャレンジを終えたところで、いよいよ本題のグループワークとプレゼンテーションです。

在学生たちは、これまでの2日間で学んだファシリテーションとプレゼンテーションの両方のスキルを活かし、チームに分かれて「すてきなコンビニをつくろう」をテーマに、高校生とともにグループで話し合い、紙しばい形式にまとめプレゼンテーションを行いました。

プレゼンテーションを終え、学生たちに3日間の反省とアドバイスを行う、キャリアデザインプログラムの運営委員長・北山聡准教授、そして同プログラム支援担当の新井一央特命講師。

今回のワークショップに参加した高校生たちは、「先輩たちのサポートで、自分では思いつかないようなアイデアが生まれて感動しました」「普段の生活では、経験できないことなので勉強になった」と、一様に今回の参加に満足した様子でした。

最後に豊田先生は、ファシリテーションは大きな意味で“バランスをとって生きていくこと”だと説きます。そして「目の前の人が何を考えて、どうしてほしいのかを考えてほしい」と、3回に渡って行われたワークショップを締めくくりました。

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