経済学科・国際経済学科
経済の仕組みを学んで、個人の幸せと社会全体の幸せを
同時に達成できる社会経済の実現をめざします
財政や金融、労働や社会保障、環境やコミュニティなど、日々の暮らしに深く関わる分野を経済学の観点から学びます。世の中の多岐にわたる経済・社会問題を、理論的、歴史的に理解し、実証的に分析できる能力を養成します。
欧米諸国や成長著しいアジアの経済を深く学ぶとともに、国際貿易、国際金融、開発協力など日本と世界との深いつながりを経済学の観点から学びます。国際社会の多様性を深く理解し、グローバル社会で活躍する人材を育成します。
世の中をデータから知る第一歩に
データ分析の第一歩と位置付けている授業で、「信頼できるデータ、信頼できる調査はどのようなデータなのか」の理解から、実際に各自で収集したデータの分析までを行ってもらいます。近年、EBPM(Evidence-based policy making:「証拠に基づく政策立案」)の重要性が認知されています。信頼できるデータから導かれたエビデンスをもとに施政上の方針や企業等の意思決定が行われることで、より効果の高い政策や施策への実行に貢献できるのが、この学問の社会的意義だと思います。
理論を自分のものにして世の中の見方を変える
ミクロ経済学の理論と統計学の理論を用いてデータ分析することで、消費者や企業等が直面している課題や戦略を明らかにするゼミです。文献を読んだり、分析したことを文章化し発表しますが、その際、相手に伝わるような理論を構築することを重要視します。学生が理論を我がものとして、ミクロ経済学の視点で世の中を見られるようになることをめざしていきます。ゼミ活動を通じて専門家になるための道のりを理解し、大学院進学を経て専門家をめざす、もしくは企業で専門家に的確な指示を出すスキルを身につけることを目標としています。