無線LANは有線LANに比べ、その設置(設定)方法を誤ると、第三者に「盗聴(通信の解読)」されたり「踏台(※)」にされる恐れがあります。
(※)無線LANの踏台による危険性
・第三者にて学内LANへ侵入したり、各コンピュータの情報を不正に搾取されます。
・学外に対して悪意のある行為(著作権を侵害するファイル共有ソフトの利用、他のサーバーに対する攻撃等)
が行われます。
無線LANルータを壁情報コンセントに接続する際は、「ルーターモード」に設定してください。
(「ブリッジモード」(アクセスポイントモード)にはしないようこと)
「研究室の壁の情報コンセント」→「無線LANルータ(WANポート or インターネットポート)」にLANケーブルで接続。
※上記の「WANポート」「LANポート」の接続を誤ると、他の研究室にて通信断が起きる場合があります。
・無線LANルータの管理者パスワードや接続の際のパスワードを変更すること。※初期値のままにしないこと。
・通信の暗号化のための設定 (WPA,WPA2 等)を行うこと。※WEP方式は暗号化強度が弱いため、利用しないこと。
・機器は「ルーターモード」で利用すること。また、機器のIPアドレスは「自動取得」とすること。
・近隣の研究室等の無線LANと干渉しないように設定すること。
・「ESSID ( SSID )」を各自で設定。(SSID=MACアドレスとなっている場合があります)
・「MACアドレス」(接続端末)によるアクセス制限を用いる。
・「使用チャネル」は、TKU-NETの無線LANで使用のチャンネルと競合しないようにする。
・「電波出力制限」の機能を用いて、出力を必要最小限度に抑える。※必要以上に出力を上げない。
・「SSIDステルス機能」(SSIDを発信しない機能)を使用する。
・「Any接続拒否機能」を使用する。
また、情報システム課でTKU-NETの円滑な運用に支障を来すと判断した際(または学外に対して問題があると判断した際)は、情報システム課にて何らかの処置を施す場合があります。
※送信出力が強すぎるために他の研究室のWi-Fiや本学Wi-Fiに影響をおよぼす場合は、送信出力を弱める依頼をいたします。
※教員本人が研究室に不在の場合は、本人に同意なく原因となる研究室の物理配線を遮断することもあり得ます。