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「ネパール支援活動からの学び~日本の若者たちに望むこと~」関ゼミが垣見一雅氏による講演会を開催

[2018.07.11]

東京経済大学関昭典ゼミナールと一般社団法人アジア教育交流研究機構(AAEE)の共催により、長年ネパールでの支援活動を行ってきた垣見一雅氏の講演会が2018年6月26日(火)に開催されました。

この講演会は、2015年にネパールで発生した大地震をきっかけに大学生が中心となってネパールを応援する目的で、関ゼミ生やAAEEが中心となり発足した「Mero Sathi Project」の一環として開催されました。

第一部では、大瀬朝楓さん(上智大学2年)から2017年度メロサティ・プロジェクトの活動報告が行われました。現地調査では、とりわけ農村部に色濃く残るカースト制度により、極貧状態に置かれている家庭がいくつもあることが判明。その家庭の状況を改善するため、「農地貸与プロジェクト」と題して農地の貸与を試みたが、様々な困難が立ちはだかり、支援活動の延期せざるを得なくなったことなどの報告が成されました。今後は、支援の再開に向け活動していくことが述べられました。

報告を受けた垣見氏は「調査を行ってから支援をするという支援に至るまでの過程が素晴らしかった。今回の企画は延期に終わったが、実現できる可能性は十分にあるので、ぜひ企画を完成させてほしい」と称賛しました。

第二部では、垣見氏による講演会が行われ、なぜ長年にわたってネパールで支援活動を続けられるのか、また、活動をする上でのポリシーなどについて語られました。その中で垣見氏は、「私はsuccessful(成功する)な人にはなれなかったかもしれないが、useful(役に立つ)な人にはなれた。人から頼られるという経験は誰にでも成し得ることなので、皆さんもぜひusefulな人間を目指してほしい」と参加した学生に向けてメッセージを送りました。

講演会の終了後、ゼミ生から垣見氏に「貧困と差別に苦しむ人々の支援に使って欲しい」と、募金活動などを通じて集めた寄付金が託されました。

取材:学生記者 経済学部3年 佐野玲太

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