東京経済大学

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学長ブログ「進一層」だより

三本締め

2017年03月21日

3月9日(木)夜、新宿にあるエステック情報ビルの一室で、大成建設グループ葵友会の懇親会がありました。大成建設の方が圧倒的に多かったとはいえ、大成有楽、大成設備、大成ユーレックといった企業の方々も出席されていました。出席者は、退職されたOB5名、17年度の新入社員4名を含め、およそ40名。諸橋 悟・大成建設グループ葵友会会長、私、後藤鍈四郎・葵友会会長のあいさつが終わると、すぐさま、なごやかな会話の輪が広がっていきました。私自身も、そのなかに溶け込み、いろいろな話をさせていただきました。大学の近況、就職活動、建設現場での仕事、実業団での野球の思い出...。

懇親会の最後を締めくくられたのは、OBの金谷和幸さんでした。金谷さんは、現在、日本コンストラックションマネジメント協会事務局長。大学の評議員と葵友会の監事を務められておられます。

会の終了を告げる儀式としての三本締めは、何度も経験しているのですが、金谷さんの三本締めは、とても印象に残るものとなりました。

一本目は、東京経済大学のために
二本目は葵友会および大成・葵友会のために
そして、三本目は参加された方々のために...。

チャレンジした成果を表彰するTKU進一層表彰

2017年03月14日

3月7日のブログで紹介したのは安城奨学金。それは、「チャレンジを支援する制度」です。それに対して、ここで取り上げるのは、「チャレンジした成果を表彰する制度」ということになります。2016年度は、AOI学芸部門(研究論文・小説・評論など)で3名、資格取得部門(会計・法律・英語・情報など)では301名、課外活動部門(体育会・文化会・ゼミナールなど)では2団体、2名、5つのゼミナールがTKU進一層表彰の対象となりました。進一層とは、「チャレンジ精神」を意味する言葉で、本学の「建学の精神」です。

3月8日(水)、大倉喜八郎進一層館ホールにおいて、上記の三部門の代表者が学長および父母の会の副会長から表彰状と賞金目録から授与されました。表彰式が終わると、大倉喜八郎翁の銅像の前で記念撮影。そして、懇親会が始まりました。その間、会場のあちらこちらで学生たちの歓談が行われ、記念撮影がなされていました...。
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以下では、当日の学長のあいさつの一部を紹介させていただこうと思います。

...私自身は、学生時代に「表彰されるようなもの」は一切ありませんでした。その意味では、いまの皆さんは、「学生時代の私よりも多くのアドバンテージ」を持っています。ただ、どのようなアドバンテージも、同じ状態でとどまってしまいますと、いつかはアドバンテージではなくなってしまいます。このアドバンテージを生かすには、次のステップにむけての「さらなる一歩」が必要になってきます。
「スカイ・イズ・ザ・リミット」という言葉があります。意味するところは、「空が限界」、つまり「限界はない」ということになります。もちろん、なんでも「がむしゃらに進めば良い」というわけではありません。「進一層」の精神は、「チャレンジしたいという気持ち」が「用意周到な準備」とワンセットになったときに初めて、見事に開花するからです...。
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チャレンジを支援する安城記念奨学金

2017年03月07日

いま策定中の本学の教学ビジョンのメインコンセプトのひとつは、「チャレンジする学生の育成」。そうしたコンセプトにぴったりの奨学金制度があります。安城記念奨学金です。

それは、公認会計士支援、税理士試験、司法書士試験、公務員試験、大学院への進学など、各種の国家試験や難関資格などにチャレンジする学生たちを支援する制度です。本学を卒業された安城欽寿氏のご寄付によって2001年にスタートしたこの制度のおかげで、これまでに実に多くの学生たちが公認会計士、税理士、公務員などの試験に合格しています。

2017年3月3日(金)、2016年度の安城記念奨学金の「奨学生証」授与式が行われました。
今年の授与者は、福井英俊さん、玉川諒馬さん、鬼塚友美さん、川島悠爾さんの四名。いずれも、公務員試験の合格をめざす学生たちです。
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公務員をめざすようになった動機は、次のようなものでした。「ゼミで障がい者への支援について学び、社会保障に対する関心が喚起されました」「父の影響もあって」「ボランティアサークルに所属して地域の祭りに参加したことが楽しい体験になりました」「キャリア・サポートコースで学ぶなかで、裁判所職員に関心がわきました」...。

授与式には、2015年度に安城記念奨学金を授与された金澤幸奈さんも出席。「奨学金のおかげで、アルバイトを軽減することができましたし、奨学生に選ばれたことで、やらなければということで頑張れました」といった内容の話を紹介してもらいました。

京都からお越しになられた安城さんには、学生たちからさまざまな質問が出されました。「挫折したときの立て直し方は?」「ストレスの発散方法は?」「後悔していることは?」といった質問に対して、安城さんは、ご自分の仕事上の体験談を披露しながら答えてくださいました。
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臨機応変な会話こそ大切!

2017年02月06日

2017年1月26日(木)、ハイアットリージェンシー東京(新宿)で「企業と大学との懇談会」が行われました。今年で33回目となる催しです。そこには、学生たちの求人や採用、インターンシップの受け入れなどでお世話になっている企業の人事担当者をお招きします。そして、教職員・法人役員・卒業生の団体などと交流していただくのです。今年の参加者は、653名でした。
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懇談会に先立ち、本学経済学部の長岡貞男教授による「日本の技術革新力」と題する講演会が行われました。長岡教授は、イノベーションの重要性や日本の研究開発パフォーマンスの実情を明らかにされたうえで、技術革新力を構成する三つの要素「知識の創造能力」「知識の活用能力」「リスク・テーキングの能力」を解説されました。いずれも、国際的な視点から日本の実力を浮き彫りにする内容でした。
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懇談会では、多くの企業の人事担当者の方々に対して、来てくださったことに対するお礼を述べたあと、名刺を交換し、懇談を行います。この場には、これまで何度も出席しているのですが、いつも新しい「気づき」を与えていただいております。「自分でしっかり考える学生を育ててほしい」「物事に対する取り組み方をきちんと教えてほしい」といったご意見も、かつて頂戴したものです。
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今年の懇談会でもいろいろな話が交わされました。一番印象に残ったのは、「臨機応変な会話」の大切さに関わる話でした。それは、採用に対して最も重視される点について質問したときの答えでした。入社試験を受けるのであれば、その会社のことはもちろんのこと、業界のことなどもよく調べてから、受けに来てほしい。そうした準備は、就職活動のいわば常識のようなものだと思っていただけに、ちょっとした驚きがありました。「会社のことをよく調べてこない学生もいるのですが、それでもかまいません。むしろ場の状況に応じて、いかに臨機応変に対応するのかが非常に大事だと思っています。そもそも仕事って、いつも次に何が起こるか分からないことが多いですから」!

なるほど、と思いました。でも、本学の学生たちには、しっかりとした準備をしたうえで、臨機応変に対応する力もつけてほしいという、ちょっと欲張りな願望を持ってしまったのも事実でした。

サッカー部よ! 勇敢な駿馬よ! 翔るとき!

2017年01月16日

本学サッカー部の最近の躍進ぶりには、目覚ましいところがあります。特に、今年度は顕著でした。東京都大学サッカー連盟リーグ戦1部において、昨年度の1部昇格からわずか1年で12勝4敗2分という好成績で初優勝。関東大学サッカー大会への出場権を獲得しました。昇格決定戦では惜しくも敗れてしまいましたが、チーム一丸となって来シーズンでの関東リーグ昇格をめざしていきます。  

2017年1月11日(水)、本学サッカー部の富岡監督・学生3名・OB会会長の西口富美男さん(昭和48年卒)と事務局の海老原健一さん(昭和49年卒)が学長室を訪問されました。サッカー談義に盛りあがったわけですが、3名の学生に、「いまの心境」を書いてもらいました。以下に紹介したいと思います。
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まずは、主将の吉山遼さん(コミュニケーション学部3年)。きっとたくさんの苦労をされたのではないでしょうか? が、代えがたい経験もされたようです。「一年間キャプテンを務めさせていただいて、本当に貴重な経験をしました。その理由としては、何度も何度も壁にぶつかっても、周りのチームメイトと助け合い、乗り越えてくることができたからです。改めて、サッカーの素晴らしさを大きく感じました」。

次は、高橋太さん(現代法学部3年)。彼は、東京都大学サッカー連盟リーグ戦1部で「最優秀選手」に選ばれたうえ、アシストランキングでも1位になりました。さらに、2016年度体育会年間表彰において、「優秀個人賞」である葵友会賞の受賞者にもなっています。「今シーズンは、東京都大学リーグで初優勝することができて非常にうれしかったです。また、個人としても、東京都リーグの最優秀選手に選ばれ、良いシーズンを送れました。4年生に上がっても、良い成績を残していけるように日々の練習から一生懸命取り組んでいきたいと思います」。 

最後は、新主将の小野田太さん(経済学部2年)。「今シーズンは、試合に出ることで自分を成長させることができました。チームとしても優勝、個人としてもたくさん試合に出させてもらいました。来シーズンは、チームの主将として関東昇格したいと思います」。

三人の名前を見て、思わず思いついたのが、それぞれの名前から一文字ずつ取って作り上げた、「サッカー部よ! 敢な駿よ! (かけ)るとき!」というフレーズ。今後の活躍を期待しています。

卓球大会と「三人の吉田さん」

2017年01月13日

2017年1月8日(日)、「第55回高等学校選抜卓球大会 in 多摩」が国分寺キャンパスの100周年記念館で行われました。男子は38校139名、女子は24校61名が参加し、熱戦が繰り広げられました。男子の優勝は湘南工科大学付属高校の小池さん、女子の優勝は大成女子高校の菊池さんでした。
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この卓球大会を最初に立ち上げたのは、本学卓球部のOBである「吉田宗一」さんでした。卓球部のOB会である大倉卓球会の「吉田壽和」会長によれば、松竹に勤務されていた吉田宗一さんは、文字通り物心両面で卓球部の発展に全力を傾けられました。また、宗一さんの存在は、その後の卓球部の活動にも非常に大きな影響を与えました。たとえば、いまでも3月に行われている、4年生の送別会とOB会を1泊2日の合宿形式で実施する慣行を作り上げたのも、宗一さんです。彼の献身的な努力でスタートさせたこの大会が半世紀以上にわたって続けられていることを天国の宗一さんが見られたら、きっとビックリされ、そして感激されるのではないでしょうか!

この卓球大会の裏方を担うのは、本学卓球部の学生たちです。彼らは、大倉卓球会と協力して、会の運営にあたっています。昨年度の主将である「吉田拓寛」さんに話を聞くことができました。「大会の開催をコーディネートするのは、10年間の競技人生のなかで初めての経験でした。運営に携わらせてもらって、初めて準備に当たられる人に感謝の念を抱くようになりました...」。紹介された写真は、拓寛さんと記念撮影を行ったときのものです。
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「55年続いているこの大会は、多摩地区の大会として始まったのですが、数年前から対象地域が拡大され、より多くの高校が参加できるようになりました。卓球を通じて人生を充実させる機会であるとともに、大学の地域貢献にも一役買っていると考えています」。壽和さんのお話でした。

スポーツの力

2017年01月11日

2017年1月7日(土)、2016年度の一年間の体育会の活動で優れた成績を収めた学生に対する「体育会年間表彰式」が行われました。基本的には選手の成績に関連したものなのですが、部の運営という組織的な活動における、いわば裏方としての頑張りに対して、「マネジメント賞」も設けられています。受賞された個人および団体には、「おめでとう」という言葉を捧げたいと思います。

壇上には、体育会会長の中村嗣郎教授を筆頭に、私、葵友会会長の後藤鍈四郎さん、父母の会副会長の福永五月さん、葵体育会会長の宇留野 憲さん、学生委員長の田島博和教授、体育会副会長の中野新之祐教授、学生支援部長の堺野正一さんが上がりました。そして、中野教授と堺野さんを除く6名が祝辞を述べました。

私のあいさつは、昨年に引き続いて、「考えるスポーツ、考える体育会」に関してでした。
具体的には、個人のレベルでは練習方法、組織レベルでは部のマネジメントについて、明確な目標を定め、それに沿ったアクションを行っていくことを、活動のベースにしてほしいというものです。
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では、なぜ「考えるスポーツ、考える体育会」なのでしょうか? それは、考えながらスポーツを行うことによって、「スポーツ力」それ自体が鍛えられるだけではなく、①物事に取り組む姿勢、②大学での学び力、③将来社会で活躍するときにも役に立つ「仕事力」の育成にもつながっていくからなのです。

またかとお叱りを受けるかもしれませんが、体育会の学生に対しては、この言葉を言い続けていこうと考えております。
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表彰式のあと、恒例の「体育会 部長・OB・現役懇親会」が開催されました。ここでのあいさつでは、テニスとゴルフといった趣味が私自身の「宝物」になっていることに触れ、体育会でスポーツを行っている学生の皆さんは、「スポーツ力そのもの」と「スポーツをやるなかで作り出される先輩・同輩・後輩という人の繋がり」という二つの「宝物」を育てていることを自覚してほしいという旨の話をしました。スポーツを通じて作り出される人との絆もまた、「スポーツの力」のひとつにほかならないのです!
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