東京経済大学

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2014年9月

厳しい練習と互いをリスペクトする気持ちが合わさったとき

2014年09月30日

9月11日(木)~14日(日)にかけて実施された全日本選手権レガッタで大健闘した端艇部の学生たち(8名)と葵水会の浅尾豪夫会長および石賀泰夫副会長が報告のため、学長室に来訪されました。9月25日(木)のことです。葵水会とは、端艇部の卒業生の組織です。
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M4X(クアドルプル)で銀メダルに輝いたのは、河田一樹君(4年生)、月井祐也君(3年生)、河田誠矢君(3年生)、木村光希君(2年生)の4名。当日の感想を聞かせてもらったところ、「8割のリラックス感と2割の緊張感で、レースに向かえたと思います。全日本軽量級選手権で優勝したときと同じチーム編成なので、優勝するという意気込みでレースに臨みました」。「以前ならメダルを取れれば、うれしかったが、今回は悔しい気持ちが強かった」といった答えが返ってきました。

では、メダルを取れた理由はなんですかという問いかけには、「常に攻める気持ちを持ち続けたこと」「周りの方々の支え」「今までの練習の積み重ね」「冬場のトレーニングをチーム一丸となってやりきったこと」という選手たちの声が戻ってきました。別の機会に、斎藤浩行監督に同じ質問をしましたところ、「四人のメンバーの間で培われたお互いを信頼しあう気持ちでは」というお返事でした。厳しい練習と合宿所での共同生活を通して、攻める気持ちと互いをリスペクトする気持ちが熟成され、それが銀メダルに結実したのでしょうか!

大学選手権(インカレ)に続いて、今回もM2X(舵手なしペア)で銅メダルを獲得したのは、谷古宇俊君(4年生)と小佐野柾哉君(3年生)。「二人で無駄なく気持ちよく艇を運ぶことを土台に、感覚を確かめ合いながらスピードを求めてきた結果、いつも通り漕げば結果が出ると思っていました」「毎日の練習から逃げなかったこと。悩んでも、艇が遅くてもコツコツ積み重ねたことが、メダルにつながりました」。

大学選手権で3位、全日本選手権では社会人相手に4位に入ったのは、シングルスカルにおける斧澤友寛君(3年生)。高いレベルでの勝負にあっては、「これまで以上の練習や努力なくしては勝てないので、これから始まるトレーニングでは手を抜かず先につながる積み重ねをしていきたい」という、今後に向けた言葉が返ってきました。

そこには、青春真っ只中の学生たちの素顔がありました!

三大学の学生と教職員が集いました

2014年09月24日

9月16日(火)~17日(水)の二日間、大阪経済大学と松山大学の学生・教職員が三大学交流大会のため本学を訪問されました。来校された学生は、両大学の卓球部員、松山大学の学生自治執行委員会およびピアサポーターの皆さんです。教職員は、各大学の学長、学生委員長、学生部(課)の職員などでした。
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三大学の交流が始まったのは、2003年度。当初は、スポーツ交流のみでしたが、04年度からは国内留学交流(単位互換協定)が加わりました。その後、文化系のサークル、ゼミナールなどが参加する試みもなされ、今日に至っております。

学長懇談会では、次年度以降も、スポーツ交流や学生交流を軸に、さまざまな情報交換を行っていくという実施方針を確認しました。卓球交流では、松山大学が優勝されましたが、試合のみならず、三大学の学生たちが一緒に練習交流をするという場面が用意されていることは、この三大学スポーツ交流の特徴なのではないかと思います。
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いつも思うのですが、こうした行事が円滑に行われるためには、事前に多くの条件整備に尽力される方々のご苦労が必要です。三大学の学生部(課)担当者の連携がなければ、実施方針を決めることはできなかったでしょう。本学学生課の職員も、試合に必要な多くの卓球フェンスを準備することをはじめ、すべての行事を滞りなく進行させるのに、目配りしていました。また、三大学の卓球部同士で事前に何度も話し合うということがなければ、松山大学と本学の女子練習試合も実施されることはなかったでしょう。そして、松山大学の学生自治執行委員会の幹部の皆さんからの交流の提案がなかったならば、当然のことながら本学の学生会などとの意見交換もなかったと思います。

知り合った学生や教職員がこれからも交流の輪を広げていくことを願い、また次年度の松山大学での再会を祈念しつつ、たくさんの笑顔とともに今年度の三大学交流は閉幕となりました。

9月期卒業式

2014年09月17日

 9月12日(金)、6号館7階の大会議室において、9月期卒業式が挙行されました。学位記授与対象者は学部生66名と大学院生6名です。学位記を、「おめでとう」とともに、一人ひとりに授与しました。閉会後は、ラウンジで立食形式・軽食による懇談会があり、卒業生・修了生・父兄・教職員の間での歓談がありました。
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 私の式辞は、次のような内容でした。事情で出席できなかった学生もいましたので、ここで紹介させていただきます。


 卒業生および大学院修了生の皆さん、本日は、おめでとうございます。また、これまでお子さまの成長を温かく見守ってこられたご父兄の皆さんにも、心をこめてお祝いの言葉を申し上げます。
 これから大きな希望とともに一抹の不安を持ちながら、実社会への船出を迎えられる皆さんに二つのことを述べたいと思います。それは、「人および仕事との付き合い方」についてです。
 まずは、「人とのつき合い方」。社会に出ると、本当にいろいろな人と出会います。皆さんも、時には、気の合わない人と仕事をすることもあるでしょう。学生時代は、気に食わない人とは付き合う必要がなかったかもしれませんが、これからはそうはいきません。では、どうすれば良いのでしょうか? 好きか嫌いかという単線的な見方は捨て去ってください。好き嫌いだけではなく、仕事ができる、人間としておもしろい、笑顔がいい、趣味や特技が素敵だといったように、複眼的な視野で人と接してください。そうしますと、きっと自分とも波長が合う部分、共感できるところ、その人の良いところを見つけることができるはずです。そういう姿勢で人と付き合っていきますと、おのずと交流の幅が広がっていくのです。
 次は、「仕事に対する取り組み方」です。私自身は、「『おもしろい仕事』と『おもしろく
ない仕事』という区別はない」と考えています。たとえ「おもしろくない仕事」と思われがちなものでも、なんらかのモチベーションを持ってやってみたり、常に創意工夫を念頭に置きながら仕事に取り組んでみたりしますと、意外と仕事のおもしろさを発見できる場合が多いのです。仕事のおもしろさは、むこうからやってくるわけではありません。本人の努力次第で発見できるものなのです。
 そして、大学院を修了された皆さんにも、一言申し添えておきます。これまで論文をまとめるために、多くの資料を読み、分析をし、苦労されたと思います。そうした経験は、研究者としての道を進まなかった場合でも大いに役立ちます。企業で働く場合でも、同じように物事をきちんと分析し、判断していくという姿勢を貫いてほしいと思います。
 東京経済大学の「建学の精神」は、チャレンジ精神を意味する「進一層」です。どうぞ、「進一層」の気概を持って、これからの人生を歩んで行ってください。皆さんのご活躍とご健勝を祈念し、私の式辞といたします。

ソフトテニス部創部50周年

2014年09月02日

8月30日(土)、東京・元赤坂の明治記念館で、ソフトテニス部の創部50周年記念祝賀会が盛大に開催されました。主催したのは、同部の卒業生組織である「葵なかかる会」。

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50年間続けることだけでも、多大な苦労があったと思います。
しかし、同部の歴史は、まさに「右肩上がりの発展・飛躍」によって特徴づけられるのです。1964年に「軟式庭球愛好会」として発足した同会は、やがて「同好会」になり、「体育会軟式庭球部」へと昇格しました。
男子は関東リーグ戦の9部、女子は11部でした。ところが、創部30年目の94年に、女子が2部に昇格。男子も2年遅れて2部に昇格しているのです。そして、2002年には女子が初めての1部、09年には男子が初めての1部になりました。さらに、13年には男女そろって1部に在籍という快挙を成し遂げています。しかも、そうした躍進が同じ伊藤甫律監督のもとで達成されているのです。
葵なかかる会の会長である鍋谷賢一さんの言葉を借りますと、「全国広しといえども監督として一つの部を最下位の9部から1部まで押し上げた方は誰もいないはずです」!

ソフトテニス部の歴史は、当日、166名の出席者に配布された『東京経済大学体育会ソフトテニス部 創部50周年記念誌』として見事にまとめられております。関係者の方々の思い出の文章と写真がいっぱい詰まったこの冊子。
涙なしには読むことができないほど、実に多様で、かつ濃密な文章でつづられております。

長きにわたって同部の顧問をされた田中章義名誉教授の「思いだすこと」。そこには、武蔵村山キャンパスに、石ころだらけではあったものの、初めて自前のコートができたときの経緯や部員たちの喜びの様子が生き生きと描かれています。伊藤監督の「軟式庭球部との出会いから」で浮き彫りにされているのは、初代のマネージャーであった浅岡敏朗さん(昭44年卒)が伊藤さんを同部に勧誘したいきさつから始まった「夢物語」の行く末とお二人の固い友情。浜崎和文さんの「浅岡君を悼む」のなかには、平成23年に他界された浅岡さんを思いやる心情が、読む人の心までをも巻き込んでいくように伝わってくるのです...。

ソフトテニス部の一層の飛躍を期待しております。

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