東京経済大学

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2015年11月

過酷な練習から得られたチカラを笑顔で披露

2015年11月27日

11月21日(土)、元オリンピックマラソン代表・現DeNA Running Club総監督の瀬古利彦さんが本学に来られ、熱くてユーモアに富んだ話をしてくださいました。「心で走る」という演題の講演会を主催したのは、葵友会と葵経営者クラブ(会長雲林院善正)。同クラブは、本学のOB・OGで、会社の経営に携わる方とその経験者で構成されています。
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マラソンは、42.195キロの過酷なレース。辛くて苦しい、まさに「シニ イクゴール」なのです。しかし、長いと思ってしまったら、待っているのは負け。そこで、長いと思わないため、練習ではそれ以上の距離を走ることが必要になります。一日に40キロを2本とか、88キロを走られたこともあったそうです。

瀬古さんのチカラを開眼させ、鍛え上げたのは、早稲田大学への入学直後に競走部監督に就任された中村清さんでした。本気で、身を粉にして、一生懸命指導に当たる中村監督を目の当たりにして、「この人に会える日を、1年間アメリカ留学と称した浪人生活で待っていたのかもしれない」「中村先生の言うことなら、なんでも聞こう」と思われた瀬古さん。

講演の内容は、中村監督との出会い、レースの駆け引き、宗兄弟をはじめとするライバルたちとのエピソードなど、多岐にわたりました。
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「マラソンは、たくさん練習した者しか勝てない」
「マラソンを通して一番学べたことは、我慢することの大切さ!」
「継続は力なり。ただ、惰性で走るのではなく、その都度工夫を凝らす気持ちを持って!」
「現役時代に走った距離は、14万キロ、地球3回半に相当する」
「優勝候補と言われ、走っても、走っても、さらに頑張ってと声援される。これって、辛いですよ」

マラソンのみならず、仕事や学びにおいても大切にしたい、「心に残る言葉」がたくさん語られました。笑顔を絶やさず、笑いの渦を演出されながら話をされる瀬古さん。そこには、修羅場を潜り抜け、汗と涙によって作り上げられたチカラのうえに築かれた人だけが醸し出せる素敵な空気が漂っていました。

講演会の次の日、瀬古さんの表情を思い浮かべながら、『瀬古利彦のすべてのランナーに伝えたいこと』(KADOKAWA、2015年)を読みました。講演会での話のバックグラウンドが理解でき、瀬古ワールドを一層身近に感じることができました。

雨の中の応援

2015年11月13日

11月8日(日)、小雨が降る武蔵村山キャンパスで、アメリカンフットボール部の試合が行われました。相手は千葉大学。キックオフ前のセレモニーでは、葵友会の後藤会長がコイントスをされました。太陽が出ていないので、鮮やかな色彩がでないというコンディションではあるものの、人工芝のメイングラウンドは、それはそれで「小雨色」の美しさを保っていました。

多くの卒業生が応援に駆けつけました。懐かしい方々とも久しぶりにお目にかかりました。といいますのは、20年ほど前、私はアメリカンフットボール部の部長をして、よく試合にも応援に行き、OBたちとの交流があったからです。私にとっては、20年ぶりのアメフト観戦ということになります。

試合が始まりますと、グラウンドの横に陣取った人たちから盛んに声援が飛びます。「頑張れ!」「攻めろ!」「走れ!」「タックルにいけ!」「ファイトー」...。卒業生の多くは、かつては関東学生アメリカンフットボール連盟のなかでも伝統校として多くの実績を上げ、Ⅰ部もしくはⅡ部のリーグで戦った経験を持っています。部員の数も、いまよりはるかに多くいたのです。強いチームを知っている人たちにとっては、いまのチームは問題点だらけに見えてしまうことでしょう。その日の天候のように晴天とは思えない戦いぶりだったかもしれませんね。
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しかし、雨は必ず止みます。幸い「プロジェクトZ」というOB・OGによる応援プロジェクトが始動したそうです。そのプロジェクトは、「戦力アップ」「人間力アップ」「社会貢献力アップ」という三つの作戦から構成されています。3年後の目標も設定されています。「課題は多いが、ひとつひとつつぶしていく。OBとしてできることをやっていきたい!」と語る卒業生の熱い思いが花を咲くことを期待しております。

試合のほうは、残念ながら負けてしまいました。が、学生たちには、負けて学ぶこともあることを知ってほしい。そして、次のステップにつながるように努力してほしい。そのように思いました。
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15年前の映像が!

2015年11月11日

11月7日(土)、進一層館ホール1階のラウンジで、15年前にビデオカメラで撮影された映像が流れました。テレビのモニターには、いまより15歳分若い卒業生の姿と、一人ひとりの自己紹介を兼ねた「一口スピーチ」が映されていました。70名にもおよぶスピーチを紹介した映像は、昭和45年度卒業生の卒業30周年記念同期会で撮影されたものです。少しばかりの恥ずかしさと圧倒的ななつかしさ! そのように感じ取られる表情で、多くの方々が画面を見ておられました。「みんな、よく生きた。今日がある日を心から祝いたい!」
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ビデオ撮影から15年の星霜が流れた当日、卒業45周年記念同期会が開催されたのです。会は、第Ⅰ部が「記念講演会」(私が講師を務めました)、第Ⅱ部が「キャンパスの見学会」、第Ⅲ部が懇親会という三部構成でした。実行委員長は、退職後に本学大学院コミュニケーション学研究科で学ばれている、シニア大学院生の大槻龍夫さん。第Ⅲ部では、佐藤知美さんと杉下哲夫さんが進行役となって、テンポよく進んでいきました。参加者の近況報告、欠席者からのコメント紹介、お楽しみ抽選会などが行われ、歌や小噺も披露されました。

「お久しぶりと言うべきか」、それとも「初めましてと言うべきか」よくわかりませんが...「かつて青森から12時間ほどかけて上京したこと」を懐かしく思い出しました
45年ぶりに訪れたので、「国分寺駅から大学までの道がよくわかりませんでした」
5年後の50周年記念同期会には、百人集めたい!

個人的なことで恐縮ですが、懇談会の途中、昭和45年卒ではないのですが、かつてのゼミ生の杉浦君と吉田君が顔を見せに来てくれました。彼らは、体育会ヨット部の創部50周年記念祝賀会に参加するために上京されたのです。あまりにも懐かしくて、そしてうれしいひとときとなりました。

土曜日には通常、授業が行われていないのですが、この日の国分寺キャンパスは、多くの人で溢れていました。卒業45周年記念同期会やヨット部創部50周年記念祝賀会のみならず、市民大学講座、体育会の新主将の認証式、平成27年度排友会総会・体育会バレーボール部懇親会、21世紀道路建設研究会主催の「道路問題全国交流大会 21世紀の公共事業―人間が主人公のまちづくり」など、実に多様なイベントが行われていたからです。

それはまた、平日とはまた異なる、東京経済大学のもう一つの姿。学生・教職員・卒業生・地域の人々をも包摂した大学という存在感を高めるようなさまざまな息吹きが渦巻いていたのです。

卒業生発 内定者経由 学生行

2015年11月10日

卒業生のアドバイスもあって内定をもらった学生たちが、後輩の学生たちにアドバイスをつないでいく...!
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11月6日(金)、司会者・吉田寛さんの発声でスタートした今年の葵流通会総会・懇談会がアルカディア市ヶ谷で開催されました。今年で14回目を迎えます。会長の新見邦由さんのあいさつ、同会幹事長の右澤信一さんの活動報告のあと、岸 志津江経営学部長による「マーケティング過程のデジタル化と広告コミュニケーションの変容」という演題の記念講演がありました。

昨年のブログ(2014年11月11日の「学生と卒業生―葵流通会」)でも紹介したのですが、この会に集まるのは、流通業界で働いた方もしくは働いておられる方、流通業界の会社に内定が決まった学生、これから就職活動を始める学生たちです。卒業生と学生がキャリア支援で結ばれる総会・懇談会は、本学が誇るメインイベントの一つになっています。

流通会のメンバーによる学生へのアドバイスは、毎週1回実施されている相談会の場でも行われています。35回の相談会に参加した学生たちは、およそ50名。全員が内定をもらったという報告がなされました。

「少しばかりの勇気がいるかもしれませんが、話しかけないと、次のステップが始まりません」。学長のあいさつでのなかで、そのように話した手前、学生たちの初動が気がかりで、様子を見守っていたのですが、その心配は、杞憂に終わりました。懇談会が始まりますと、多くの学生たちが卒業生の方々に話しかけていったからです。

一人でポツンとしている学生は、まったくいないことを確認すると、今度は、学生たちとの応対で、食卓に並べられたご馳走を食べる時間もとれない卒業生のことが気になり始めました。大変申し訳ありません!

準備に奔走された幹事のはじめ、出席してくださった卒業生に感謝の念を感じながら、会場を後にしました。

硬式テニス部OB・OG戦

2015年11月05日

11月1日(日)、私は武蔵村山キャンパスにいました。硬式テニス部のOB・OG戦に参加するためです。2年間だけだったのですが、14年3月まで顧問を務めた関係で案内状が届いたのです。年一回行われるOB・OG戦は、AとBの二つのグループに分かれて対抗するという形式で実施されました。

硬式テニスは、私の趣味の一つ。始めたのは30歳前後ですので、年数だけはまさにベテランの部類に入ります。しかし、正式に教えを受けた経験は皆無。だから、体育会でみっちりやった人とは、フットワークの軽やかさ、打球の速さ、アングルの鋭さなど、すべての点で大いに違うのです。とりわけ、若手のOB・OGや現役の学生たちの打球には、驚かされます。本格的な打ち合いのゲームは、日常的に体験することはもちろんのこと、見ることもなかなかできません。だからこそ、パートナーには迷惑をかけているのですが、ゲームをやってみたくなるのです。この日は、3つもゲームをやらせていただきました。OB・OGおよび現役の学生の皆さん、ありがとうございました。

OB・OG戦の合間に、テニスコート以外のところにも目を向けてみました。時刻は12時30分。野球場では、城西大学と大東文化大学の試合が行われています。首都大学野球連盟の入替戦の最中です。メイングラウンドの方では、東京都大学サッカー連盟に所属する本学(2部1位)と東京大学(2部3位)の試合が行われています。応援席は超満員。グラウンドの周囲に陣取った人たちの歓声が鳴り響いています。

学生たちの歓喜の声に包まれた武蔵村山キャンパス。そこには、大学スポーツを謳歌する若者たちの青春だけではなく、応援・支援という形に「楽しみ」や「居場所」を見出した「元学生」たちの元気と活力もどっしりと腰を据えていたのです。
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今年も来ましたホームカミングデー

2015年11月04日

今年もまた、ホームカミングデーの日がやって来ました。メインセレモーニーは午後3時から百周年記念館で実施された懇談会。20回目となる今回、800名近い参加者が来場されました。また、葵友会の全国支部長会議・就職協力委員会と秋季懇談会や旧教職員懇談会なども実施されました。
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同じ日に、進一層館の会議室では、卒業後60周年同窓生懇談会が行われました。1回目となった昨年の模様は、「人生いろいろ」というタイトルでブログでも紹介いたしました。本年もさらに、さまざまな「人生いろいろ」を拝聴することができたのです。
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まずは、当時の大学生活を回顧していただきますと...。
「大学時代は、テニスコートと雀荘の往復でした」
「学園紛争で騒々しく、また落ち着かない日々でした」
「寮でメシをたくさん食べることができた!」
「当時は、高校の校舎よりもオンボロだった、バレーボールに熱中した」

大学との関係では...。
「東京経済大学のおかげで、私のいまがあります」
「父が大好きな大学ということで、本学に入学。私が選んだわけではない。だけど、楽しい日々を過ごせた。父、夫、私、孫と続く4名が東経大なのです」

近況については...。
「ガンは二度やりました。それでも元気でやっている」
「日銀グランプリ(大学生を主な対象とする金融分野の小論文・プレゼンテーションコンテスト)での東経大の活躍には感動している。人生二毛作。長らく銀行に勤めた後、いまは、おカネに縁のないボランティア活動で頑張っている」
「山歩きと、高校時代からやっている俳句をやりながら、妻との老々生活を送っています」「外資系企業で約40年。その後は、第二の人生として、外国人に日本語を教えるボランティアを。多くの言語を学び、イタリア語、ポルトガル語、フィンランド語などにもチャレンジしました」

多様な人生の一端に触れることができて、人生の機微に触れるひとときでした。

学長ブログ
「進一層」だより