Adobe「Flash CS3 Proffessional」の利用方法 【手順1】テキストの作成

1.作業画面の起動  2.ステージサイズや色の設定  3.レイヤーの追加  4.テキストの追加と編集

1.作業画面の起動

新規作業画面の表示
1.Flash CS3を立ち上げたら、「新規作成」の「Flash CS3(AS3.0)」を選択します。
    

2.新規ドキュメントが作成され、タイムラインやステージが表示されます。
  ツールパネル:オブジェクトの描画や選択、編集などを行えます。
  タイムライン:主に2つの機能があります。
          1つは、画像編集ソフトのようにレイヤーでオブジェクトの重なり順などを管理する機能です。
          2つ目は、フレームによって時間の経過による各レイヤーの表示を管理する機能です。
  ステージ:オブジェクトを描画するところです。
  パネル:作業に必要なパネルを表示する部分です。
       表示するパネルはメニューバー→ウィンドウから選択します。
    

    
シェイプトゥイーンとは
  ★シェイプトゥイーンは、様々な形を変化させたり、文字をまったく違う文字に変形させることが出来ます。
    開始点と終了点のキーフレームを作成するだけで、中間の処理はFlashによって作成されます。  

2.ステージサイズや色の設定

ドキュメントプロパティを使って設定する
1.メニューバーの「修正」をクリックし
  「ドキュメント」を選択すると「ドキュメントのプロパティ」が表示されます。
    

2.「サイズ」と「背景色」を変更します。
  サイズを変更する
  サイズのボックスに値を入力します。
  今回は「300」(幅)×「150」(高さ)と入力します。
  
  背景色を変更する
  背景色ボタンをクリックし「カラーパレット」内から好みの色をクリックします。
  今回はクリーム色(#FFFF99)を選択します。 
  
  設定し終わったら「OK」をクリックします。 

ステージのサイズや背景色が変更されて表示されます。
    

3.レイヤーの追加

レイヤーを追加する
 ★一つのテキストごとに、レイヤーを分けるので「レイヤーの追加」で、レイヤー3まで追加します。
   1.「レイヤーの追加」をクリックします。
   2.レイヤー2がレイヤー1の上に追加されます。
   3.もう一度「レイヤーの追加」をクリックします。
   4.レイヤー3が追加されます。   
 
4.テキストの追加と編集
テキストを追加し編集する
1フレームに一文字ずつテキストを追加します。
1.レイヤー1のフレーム1を選択します。
    

2.「テキストツール」を選択し、ステージ上の任意の位置でクリックしテキストを入力します。
  @「ツールパネル」の「テキストツール」を選択します。
  Aステージ上でクリックし、テキストを入力します。
  B「ツールパネル」の「選択ツール」を選択します。
  Cテキストが青い枠で囲まれます。
  
  今回はレイヤー1には「T」と入力します。

      

3.プロパティインスペクタを使って、テキストの書式設定をします。
 「フォントサイズ」の変更
   テキストが青い枠で囲まれていることを確認し
   @「プロパティインスペクタ」内の「フォントサイズ」をクリックします。
   Aスライダを上下させ必要な大きさに文字のサイズを変更します。
     
   今回は「フォントサイズ」は96に変更します。

 「テキストの塗りカラー」の変更
  テキストが青い枠で囲まれていることを確認し
  @「プロパティインスペクタ」内の「テキストの塗りカラー」をクリックします。
  Aパレットから好みの色を選択します。
     
   今回は「テキストの塗りカラー」は濃い緑色に変更します。

 「フォント」の変更
  テキストが青い枠で囲まれているのを確認し
  @「プロパティインスペクタ」内の「フォント」をクリックします。
  Aメニューから好みの書体(フォント)を選択します。
     

4.テキストの位置を変更します。
  @「選択ツール」を選択します。
  Aテキストにポインターを合わせてドラッグします。
     

**レイヤー2とレイヤー3にも一文字ずつ追加し編集します**
   各レイヤーのフレーム1をクリックで選択し
   上記の≪1〜4≫までと同じ操作をします。

   今回は、レイヤー2には「K」 レイヤー3には「U」と追加します。

   各レイヤーに文字が追加・編集されました。
      

テキストの位置を整列させる
 「整列パネル」を使うと、複数のオブジェクトを均等に配置したり、整列することができます。
 1.「整列パネル」を表示します。
   メニューバーの「ウィンドウ」をクリックし「整列」をクリック
   
  
   画面右側に「整列パネル」が表示されます。
   

 2.すべてのテキストを選択します
   @「選択ツール」を選択します。
   Aすべてのテキストを囲むようにドラッグします。
   Bテキストが青い枠で囲まれます。
  


 3.「整列パネル」の「ステージを基準」をクリックし
  「中央分布(垂直方向)」と「中央分布(水平方向)」をクリックします。
     

  テキストが綺麗に整列します。
   

  テキストの編集はできたので、いよいよ動きを作成していきます。
  →【手順2】へ