警告メッセージの説明

Webページを閲覧していると、警告メッセージが表示されることがあります。
中には悪意のあるページもありますので、十分注意することが必要です。以下を参考にしてください。

警告メッセージの種類

「セキュリティで保護された接続でページを表示しようとしています。」

表示しようとするページがSSL(暗号化通信)に対応していることを意味します。
SSL対応ページは、プラウザ下に鍵アイコンが表示されます。
 

SSLに対応していないページでは、個人を特定するような情報は入力(送信)しないようにしましょう。



「セキュリティで保護された接続から保護されていない接続へ変更しようとしています。」

SSLに対応したページから対応していないページへ移るときも、このようなメッセージが表示されます。
「インストールして実行しますか?」

Webページを表示させるときに、その中に「ActiveX」コントロールを呼び出す命令を見つけたことを意味します。「はい」クリックするとダウンロードされます。

しかし、悪意を持ったActiveXコントロールをダウンロードすると、パソコンの設定を勝手に書き換えられる場合があります。内容が信頼できるかどうか、自分の責任で判断しましょう。

※ActiveX:Microsoft社開発のインターネット関連技術群。
Cookieの受け入れを拒否した時に表示されるメッセージ。
「Cookieが制限されたのでアイコンを表示していますよ」という報告なので、ここでは「OK」をクリックするしか選択肢はありません。

※Cookie:ホームページを閲覧した際に、Webサーバーが閲覧者のコンピュータに保存する管理用のファイル。


「オートコンプリートをオンにしますか?」

WEB上でIDやパスワードを入力すると、このようなメッセージが表示されることがあります。

オートコンプリートとは、キーボードからの入力を補助する機能の一つで、過去の入力履歴を参照して次の入力内容を予想し、あらかじめ表示することです。「はい」をクリックすると、次回、入力の手間を省くことができます。

不特定多数が利用するPCでは、セキュリティ上「いいえ」をクリックする方がいいでしょう。
「インターネットへ情報を送信するときに、その情報がほかの人から読み取られる可能性があります。」

「入力した文字を暗号化しないで送信します」という意味です。暗号化しないで送信するということは、途中で第三者に盗み見される可能性があるということです。
「いいえ」をクリックすると次のページへは進めません。

クレジットカード番号など重要な情報は、SSLに対応したページ以外では送信しないようにしましょう。

「Webページに問題があるため、正しく表示または機能しなくなる可能性があります」

閲覧側で修正できるものではありません。「正しく表示されないかもしれませんが、それを踏まえてご覧ください。」というような注意書きと考えてよいでしょう。

※同じようなメッセージとして。
「ランタイムエラーが発生しました。デバッグしますか?」
Javaスクリプトなどを使ったWebページをうまく表示できない場合に出ます。「デバックしますか?」とは「不具合を修正しますか?」という意味ですが、これも閲覧側で修正できるものではありません。

「このサイトと問い交わす情報は〜。このサイトのセキュリティ証明書には問題があります。」

SSLでの通信を開始しようとした時に表示されます。

セキュリティ証明書とは、簡単に言えば「暗号化して送る情報の受け取り先の身元証明書」です。
この警告は「プラウザ側では、その身元証明書の発行元を知りません。証明書の中を確認して、情報の送り先を信用するかどうか決めてください。」という意味になります。

このメッセージが出たら「証明書の表示」をクリックして、証明元が信用できるのであれば「はい」をクリックしてください。