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エラーメールの説明(MAILER-DAEMON からのメール)

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1.はじめに   2.具体例

1.はじめに

あなた宛に MAILER-DAEMONMail Delivery Subsystem から、英文メールが来たことはありますか。

英文メールの正体
 これは「メールサーバ」から自動的に返信される
 メッセージです。
 主に「あなたが送信したメールが何らかの理由
 で相手に届かなかった場合
」に送られてきます。

とるべき対応
 あなたの送ったメールの中で、相手に届いてい
 ないものがあるはずです。
 本文(英文)を見れば、大体原因はわかります。
 以下説明を参考に原因を調べてみてください。
 
 ※上図のメールの場合
   本文に「User unknown」とあります。
   これは「あなたが送ったメールの送信先メールアドレスが間違っている」というメッセージです。

注意
 ・MAILER-DAEMONは実在のユーザではないため、本メールに返信しても意味がありません。
 ・MAILER-DAEMON を装ったウイルスメールや迷惑メールも存在しますので、ご注意ください。

2.具体例

その1
本文(英文)の中に、User unknown という文がある場合。
意味 あなたが送信したメールのユーザ名(@より前の部分)が存在しなかった。
送信先メールアドレスの入力ミスか、既にメールアドレスが存在していないことが原因と思われます。
対応 相手のメールアドレスを確認の上、再送信しましょう。
その2
本文(英文)の中に、Host unknown または host not found という文がある場合。
意味 あなたが送信したメールのホスト名(@より後ろの部分)が存在しなかった。
送信先メールアドレスの入力ミスか、既にメールアドレスが存在していないことが原因と思われます。
対応 相手のメールアドレスを確認の上、再送信しましょう。
その3
本文(英文)の中に、The file **** has been infected with the virus ######  という文がある場合。
意味 あなたが送信したメールがウィルスに感染している。
****部には添付ファイル名、#####部にはウィルス名が表示されます。)
添付ファイルがウィルスに感染していることが原因と思われます。
対応 ウィルス対策ソフトを入れウィルスチェックをした上で、再送信しましょう。
参考 このメッセージのメールは、本学で設置の「ウィルス対策ゲートウェイ装置」にて、ウィルスの検知により“送信が拒否された”ことを意味します。
その4
本文(英文)の中に、Message size exceeds remaining quota  という文がある場合。
意味 あなたが送信したメールの相手の「メールボックスの容量」が一杯になっている。
送信先の相手の「メールボックス(メールスプール)」が容量超過になっており、受信ができないことが原因と思われます。
対応 相手にサーバ上のメールを削除してもらった上で、再送信しましょう。
その5
本文(英文)の中に、Message exceeds maximum fixed size という文字がある場合。
意味 あなたが送信したメールのサイズ(添付ファイルのサイズ)が大きすぎる。
メールで送信できる一通あたりのサイズを超えていることが原因と思われます。
本学のメールサーバでは、一通あたり送受信できるメール容量は 30MBまでです。
対応 添付ファイルを圧縮するなどしてサイズを小さくした上で、再送信しましょう。
(容量の大きい添付ファイルの送信は、本学のみならず相手側の負荷も大きくなります。)
参考 「Activemail」で、30MB以上のファイルを送信しようとした時のエラーメッセージ。
 
その6
本文(英文)の中に、Message could not be delivered for 5 days  という文がある場合。
意味 あなたが送信したメールが、“5日間”たっても相手先に送ることが出来なかった。
(メールサーバにて、この“5日間”に何度も再送を試みたが送信できなかった)
相手先のネットワーク(メールサーバ)等が停止していることが原因と思われます。
対応 相手にネットワーク(メールサーバ)の状態を確認してもらった上で、再送信しましょう。

その7
本文(英文)の中に、Fragmented emails are not permitted  という文がある場合。
意味 あなたが送信したメールが、分割されているので送信できない。
あなたのメールソフトの設定で「分割設定」がされていることが原因と思われます。
対応 メールソフトの「分割設定」を解除した上で、再送信しましょう。
参考 本学では、分割メールの送受信は禁止しています。
※ウイルス自体も分割される可能性があり、その場合「ウィルス対策ゲートウェイ装置」にてウイルスチェックをかけることができないため。