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Wordのエラーメッセージ対応(音声認識データを〜)

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1.エラーメッセージ  2.原因  3.解決方法  4.参考

1.エラーメッセージ

Word で文書を保存する時(または自動保存設定をしている時)、以下のメッセージが表示される場合があります。
例)
 Word2002
   「録音された音声認識入力や、修正候補のようなデータなしで文書が保存されました。

 Word2003
   「文書は保存されましたが、音声認識データを保存する十分な空き領域がないため、データは失われました。
   録音していないときは、必ずマイクをオフにし、ディスクで利用できる記憶域を確認してください。

  

2.原因

Wordでは既定設定で「言語データ」と呼ばれる音声入力データや手書き入力データを保存し、後の修正作業時などに利用できる
ようになっています。
言語データ等を含めて文書を保存するとき、文書ファイル自体の容量が大きくなるのでこの場合、Word は作業効率を最適化
するため、自動的に音声入力データや手書き入力データを含めずに保存しようとするので、上記のメッセージが表示されます。

3.解決方法

言語データを埋め込む必要がない場合
  文書に言語データを埋め込む必要がない場合は、任意の文書ファイルごとに以下の手順を行ってください。

1.Word を起動後、メニューバー[ツール] −[オプション] をクリックします。

2.言語データを埋め込まない設定にします。
  [保存] タブをクリックし、[言語データを埋め込む] のチェックを外し、[OK] ボタンをクリックします。
 

言語データを埋め込む必要がある場合
 「自動バックアップ機能」の解除によって、文書編集中に頻繁にメッセージが表示されるのを防げます。

1.Word を起動し、メニューバー[ツール] −[オプション] をクリックします。

 

2.自動バックアップ機能を解除します。
  [保存] タブをクリックし、[自動バックアップ] のチェックを外し、[OK] ボタンをクリックします。
 

4.参考

新規文書ファイルすべてに言語データを埋め込まないための設定

1.Word を終了します。

2.すべてのファイルとフォルダを表示する設定にします。
  [マイ コンピュータ] を開き、[ツール] −[フォルダ オプション] をクリックします。
 

3.[表示] タブをクリックし、[詳細設定] ボックスの [すべてのファイルとフォルダを表示する] をクリックし、
  [OK] ボタンをクリックします。
  (※ Windows 98 の場合は、[表示] をクリックし、[フォルダ オプション] をクリックします。

 

4.Word をセーフ モードで起動します。
  [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] (Windows 2000 、Windows Me および Windows 98 の場合は [プログラム]) をポイントします。
 [Microsoft Office] をポイントし、Ctrl キーを押しながら [Microsoft Office Word 2003] をクリックします。

5.ファイルを開きます。 [ファイル] −[開く] をクリックします。
 

6.[Normal.dot] を開きます。
  [ファイルの種類] のボックスの一覧から [文書テンプレート] をクリックし、[ファイルの場所] ボックスで以下の
  場所のへ移動します。次に、 [Normal.dot] をクリックし、[開く] をクリックします。

Windows XP および Windows 2000 の場合
ドライブ名\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Microsoft\Templates\
Windows Me および Windows 98 の場合
ドライブ名\Windows\Application Data\Microsoft\Templates\
 

7.メニューバー[ツール] −[オプション] をクリックします。

8.言語データを埋め込まない設定にします。
  [保存] タブをクリックし、[言語データを埋め込む] のチェックを外し、[OK] ボタンをクリックします。

9.[Normal.dot] を保存します。 [ファイル]−[上書き保存] をクリックします。
 

10.Word を終了します。