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富士山がやっと白くなった

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photo90-2.jpg・この冬の富士山の雪は、いつになく少なかった。11月になってもほとんど白くはない、いつもと違う様子で、噴火の前触れで暖かくなって溶けてしまっているのでは、といった話がネットでも飛び交っていた。しかし、この秋はそもそも雨の日が少なくて、少し積もってもすぐ風で吹き飛ばされてしまったのである。積もった雪は西から東に飛ばされて、宝永山周辺に吹きだまるのだが、暖かかったから、その雪もすぐに溶けてしまっていた。だから、新幹線から見える富士に雪がないことが、話題になったりしたのである。

・1月、2月と何度か雪が降ったので、富士山一周のドライブに出かけた。近場しか出かけてなかったから、久しぶりの遠出だった。水が塚公園の駐車場から見る富士山は、下のように雪化粧していたが、例年に比べればやっぱり少なかった。週末だったから歩きに来た人もいて、僕等も少しだけ歩いた。雪の多い年は、そもそも道路が通行止めになっていただろうと思う。ぐるりと廻っておよそ100km、一度自転車でやりたいと思っているコースでもある。

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・ところでその時の山梨県側はというと、下のような様子で、真冬なのに農鳥が出ていた。風に吹き飛ばされた雪が宝永山に吹きだまっているのがよくわかった。で、その後久しぶりの雨になったのだが、その直前には、富士山に笠雲がかかった。この時期なら当然、我が家の周辺でも雪になるはずなのに、土砂降りの雨。しかしさすがに富士山にはたっぷりの雪が降った。翌日、久しぶりに裏山に登って撮ったのが、上の一枚である。それを拡大すると下のようになった。ついでに、いつもと違うところを下山すると、まるでニシキヘビのような蔓を見つけた。とぐろを巻いて木を締め殺しにしている様子は、何ともすごい光景だった。

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2021年02月19日 10:06に投稿されたエントリーのページです。

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