« いつもながらの生活ですが | メイン | コロナと雨 »

快適だけど、ちょっと寂しい気もする

forest167-1.jpg

forest167-5.jpg・今年は連休中も桜が咲いていて、山の新緑と相まってなかなかの景色だった。いつもなら車と人でごった返すのに、今年は閑散としていた。自転車に乗っても、車や人を気にしなくて済んだから快適だったが、ちょっと寂しい気にもなった。締め切ったホテルや土産物屋、そして食べ物屋の人たちは、さぞ大変な思いをしていることだろうと思う。非常事態宣言が解除されても、まだ観光客は戻ってこない。特に外国人は全く見かけなくなった。元通りになるまでには、相当時間がかかるだろうし、ひょっとしたら戻らないかもしれない。他人事ながら気にはなる。

forest167-3.jpg ・連休前から湖畔の駐車場はどこも閉鎖され、山という山の入り口に禁止の立て札がたった。仕方がないから、家の付近を歩いて川遊びをしたりしたのだが、家の裏山なら大丈夫だろうと登ることにした。200mほどだがかなりの急登で、引っ越してきた直後に登ったきりだった。眺めも悪いし、道なき道のようだったからだ。ところが、登ってみるときれいに整備されていて登りやすく、上には新しく富士山を眺める見晴らし台もできていた。そして、たまたま、ここを整備している人たちと一緒になり、何年も前からはじめて, これからも続けるといった話を聞いた。で、僕もぜひ参加させて欲しいと頼むことにした。

forest167-4.jpg・続いて翌週にも登って、別のルートで下山したのだが、道がわからず遠回りをすることになった。しかも道は途中で崩れていて、倒木をかきわけて進まなければならなかった。足の悪いパートナーにはちょっと危険だったが、引き返すのも大変なので、かぶさった枝を折ったり、どけたりして、何とか通れるようにした。家から歩いて、こんな冒険ができるところがあるとは思わなかったが、今度は鉈やシャベルを持って、なおしに行こうかなどと考えたりしている。もっとも一人では大変だから、相談してということになると思う。さていつになることやら。

forest167-2.jpg・というわけで、車に乗るのも週一回の買い物だけというのが2ヶ月近く続いている。もちろん、東京にも3ヶ月以上行っていない。母親のいる老人ホームには、いつになったら行けるのか。認知症気味だから、もう忘れられてしまっているかもしれない。去年の夏に生まれた孫が、送られてくる写真やビデオではどんどん成長してしまっている。どちらにも、会いたいのはやまやまだが、感染も心配だ。月に一度は給油をしていたのに、ガソリンスタンドにはもう2ヶ月以上行っていない。しかも車にはまだ半分以上のガソリンが残っている。折から松の花粉の季節だから、赤い車が黄色くなってしまって、久しぶりに自分で洗車をした。しかし、次の日にはまた花粉だらけ。 

About

2020年06月08日 07:40に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「 いつもながらの生活ですが 」です。

次の投稿は「コロナと雨」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by
Movable Type