Life in the woods
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2021-08-15T20:49:32Z
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どこにも行かない夏
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2021-08-15T20:07:44Z
2021-08-15T20:49:32Z
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・山梨県もこのところ感染者が増えていて、つい最近、車にドライビング・レコーダーをつけようと予約したら、スバルの営業所から感染者が出ましたという連絡があった。店には入らず車を置いて帰ったが、身近で聞く初めてのニュースだった。いよいよ迫ってきたかと思ったが、だからといって、ワクチンをとは思わなかった。家にいればほぼ無菌状態だし、出かけるのは週一回のスーパーへの買い物だけで、後は自転車と山歩きだけで、訪問者もいないからだ。もっとも、絶対拒否というわけではない。必要だと思ったらやろうと考えている。
・もちろん、どこかへ出かけたいし、誰かとも会いたい気持ちはやまやまだ。しかし、コロナ以外にも、ここ数年の夏は、どこに行っても猛烈な暑さだから、家にいるのが一番!といった気持ちにもなっている。先日は八王子で39度といったニュースを見た。その時わが家は27度だったから、「ここは天国だね」とパートナーとうなずきあった。湖畔は30度を超えていたようだが、森の中は数度低いし、屋根の葺き替えをしたおかげで照り返しがなくなって、家の中はさらに涼しくなった。だから去年買った扇風機も、今年はあまり使う必要がなくなった。
・それでも自転車は朝の涼しい時にと決めている。家に帰れば汗びっしょりになるし、熱中症にもなりかねないからだ。オリンピックのロードレースを観てから、心なしか気張って漕ぐようになった。先日西湖に出かけて急坂を登りはじめると、ちょっと前に先行者がいて、思わず力が入って抜き去ってしまった。後で記録を見ると、いつもより1分以上も早く駆け上がっていて、競う相手がいるとこんなに違うものかと驚いた。コロナでカヤックもご無沙汰だったが、久しぶりに西湖に浮かべた。組み立て方を迷うほどしばらくぶりだったが、快晴の中、富士山を見ながら湖に浮かんで心地よかった。
・お盆になって、湖畔にも車の列や人混みができはじめた。ちょうど天気も悪くて雨ばかりだったから、本当にどこにも行かずに家の中で過ごした。一日の中心は大谷君の出る試合だった。オリンピックが始まって、NHKが中継をしなくなったが、スマホをテレビにつなげてAbemaTVで見ることができた。ここのところホームランが出なくて心配だが、投手としては、力任せではなく頭脳的なピッチングで安定している。若いのにこんな面でも感心してしまう。
・ここのところ、菓子作りにも励んでいて、カボチャやサツマイモのプディング、それにシュークリームを作ったりしている。プディングはクリーム状にならずに、どうしてもざらつきが残ってしまう。卵を少なくしているせいか、生クリームを入れないためか、これからもあれこれ考えて作ろうと思っている。外食しないから、食事もデザートも時間をかけてじっくり、ゆっくり作る。生きるをおいしく味わうために、お金を払って人にやってもらうのではなく、自分でやる。コロナ禍もあって、こんなモットーが、ますます生活にしみ込んできた。 ]]>
梅雨とリフォーム
tag:www.tku.ac.jp,2021:/~juwat/blog/forest_blog//6.1172
2021-06-27T21:33:08Z
2021-06-27T21:43:40Z
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・先月の中旬から始まった家のリフォームは、屋根の張り替えが終わって、外壁の修理とペンキ塗り、それに隙間のコーキングと続いている。もう少しで終わるから、足場の解体も今月中か、来月の初めには行われるだろう。リフォームとは言っても外だけで、中は行わない。それが済んだら、後は工房の補修だけになる。梅雨時に始まったから長くかかるかも、と思ったが、晴れの日が続いて、順調に行われた。
・作業をする人たちの朝は早い。8時には来て仕事を始めるから、時には突然、屋根で足音がして驚くこともあった。古い屋根や外壁の掃除は水をかけてやるから、わざわざ雨の日にやってきたりもした。もちろん、鋼板をはる作業ではすさまじい音がしたし、窓の外に不意に現れることもあったから、昼間中ずっとカーテンを締めてという日も多かった。一日の作業が済んで帰った後に、毎日、足場から屋根に上って、その日の進み具合をチェックした。なるほどこんなふうにやるのかと思うところも多かったが、既存の板壁にペンキを塗って、それで終わりかと思ったら、新しい板を貼って、またペンキ塗をするといった無駄に思える作業もあった。
・工事が終わったら、バルコニーの補修とペンキ塗は自分でやるつもりだ。ログは4年前にペンキを塗っているから、秋にストーブを燃やしはじめたら、積んである薪をどかしながらやろうと思っている。さて、屋根は緑色で2階は焦げ茶にしたから、ログはどうしようか。少し赤味にするか、濃い茶色にするか。工事が済んだら、じっくり考えようと思っている。
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原木とリフォーム
tag:www.tku.ac.jp,2021:/~juwat/blog/forest_blog//6.1167
2021-05-23T20:11:54Z
2021-06-23T07:06:49Z
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・待ちに待った原木がやっと来た。家の周りは付近から調達した木を積んでしまっているから、アルプス積みを二つ作った。雨ざらしになるから、一番上には松の木を置いた。例によってチェーンソウで玉切りして、斧で割ったのだが、チェーンソウの力が弱くなって、切るのに苦労をした。あれこれ点検して見たがほとんど改善しなかった。買ってから10年経っているから、もう寿命なのかもしれない。何とかごまかしながらすべて切り終えたが、秋には新しいチェーンソウを買おうかと思っている。もう斧はやめて薪割り器を買ったらと言われているが、まだしばらくは斧で行けるのではと思っている。
・それにしても、この冬は薪の調達に苦労した。家の木を何本も伐採したし、付近の倒木を玉切りして、車に乗せたり、一輪車で運んだり、時には肩に担いで運んできた。そのしんどさに比べれば、買った原木を玉切りして斧で割るのは、ずいぶん楽な仕事だった。今年の冬は暖かくて4月になるとすぐに、燃やすのを止めてストーブの掃除をしてしまったから、薪の消費量はずいぶん少なかった。だから、今回調達した3立米は次の次の冬用になるだろうと思う。とは言え、原木の調達に苦労するのはこりごりだから、秋になったら早めに、原木を買うつもりだ。
・ところで、わが家はもう築30年を超えた。雨漏りすることもあって、この際、悪いところはすべて直すことにした。屋根は張り替えではなく、上に新しいガルバリウムという素材を貼りつけていくようだ。ムササビが入って難儀した穴も塞いでもらったり、腐ったところや老朽化した箇所をなおしてもい、自分ではできない高いところの塗装もしてもらうことにした。で、まず足場を組むところから始まったのだが、半日で組み上げたのにはびっくりした。でき上がったところで登って、ストーブの煙突掃除をした。急傾斜で行けないところだったが、ススはほとんどたまっていなかった。
・5月の中旬だというのに異常に早い梅雨入りである。立山には天気予報を見ながら直前に予約したから、絶景を楽しめたが、これからはどうか。工事も大変だが、山歩きも自転車も思い通りに行きそうもない。連休中にはそれなりに増えていた観光客も、最近はかなり減ってきた。施設が休業しているところもあるから、緊急事態が解除されるまでは、静かなままだろう。天気が良ければ山歩きや自転車をやりたいのだが、さてどうなるか。やる気はないが、ワクチン接種の予約券はまだ来ていない。国は高齢者への接種を7月末までに終わるよう自治体をせっついたようだ。しかし、ワクチン自体が来ていないのだから、お話にならない。もう言い飽きたが、やっぱりバカな大将コロナより怖いである。
・2階の窓から見える足場にキビタキが留まった。東南アジアから飛んできたようだ。慌ててiPhoneで撮ったが、すぐに飛んでいってしまった。泣き声に特徴があるようだから、これからも聞けるかもしれない。
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早い春が来た
tag:www.tku.ac.jp,2021:/~juwat/blog/forest_blog//6.1160
2021-04-04T20:49:34Z
2021-04-04T21:05:39Z
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・毎年のことながら、庭にいの一番に咲いたのはカタクリの花だった。去年100を超えたが、今年は140にもなった。この調子だと、数年先には庭一面なんてことになるのでは、といった期待を抱かせる。暖冬だったせいか、いつもより半月も早く桜が咲いている。去年も暖冬だったが、4月になって何度か雪が降った。花冷えで桜がいつまでも咲いていたが、今年は異常なほどに暖かいから、すぐに散ってしまうかもしれない。
・7本ある庭の桜の木のうち2本を伐採した。ほとんど花も葉も出さなくなっていたからだが、その後には小さなモミジを植えた。伐採した木のうち、ミズキの切り株から大量の水分がわき出して、オレンジ色になった。葉の出る季節になって、根が養分を送りだしているのだが、残念ながらもう木はない。ちょっと申し訳ない気になった。根元からでている枝を残したから、そこからそだってほしいと思う。
・原木の調達ができないからと付近の倒木なども集めて、何とか来冬の薪を確保した。伐採すると、当然、大量の枝も処分しなければならない。それらを短く切って、焚きつけ用に整理した。もちろん、この作業は終わっていない。面倒だが、少しずつやれば、いつかは終わる。そんなことを口ずさみながら続けている。
・やるべき仕事はほかにもある。生ゴミを捨てる穴が2年でいっぱいになった。で、隣に新しい穴を作った。1mほどの深さだが、これも結構な力仕事だった。住みはじめて20年を超えたから、もういくつめになるのかわからないが、土地はずいぶん肥えたことだろうと思う。もっとも木に覆われているから、作物を植えることはできない。
・もう一つ、ストーブの掃除も片づけた。煙突のススを落とし、ストーブの中の灰をくまなく取り去って、黒く塗り直す。これも一日仕事だった。ほかにも、バルコニーのイスや玄関前の板を補修し、ペンキを塗り直した。やるべき仕事はまだまだあるが、暖かくなったので、自転車にも乗っている。とは言え、実は薪集めに精出したためか、2年ぶりにぎっくり腰になったから、しばらく休んでの活動再開だった。歳を考えて無理せずのんびりやること。そう身体に忠告されたような気がした。 ]]>
原木探しと薪作り
tag:www.tku.ac.jp,2021:/~juwat/blog/forest_blog//6.1153
2021-02-14T21:27:52Z
2021-02-14T22:32:15Z
・相変わらず、原木が手に入らない。次の冬用の薪を作っておかなければ、薪ストーブなしで寒さをしのがなければならない。それでは困るからと、付近の倒木探しを始めた。ほんとうは持ち主に断る必要があるのだろうが、持ち主が誰かはわからない。荒れ放題で、手を入れたことなどないから、いいだろうと思って、まだ腐食していない倒木をチェーンソーで切って、庭に運び込んで薪にした。道に置いた一輪車までは、転がしたり引っぱったり担いだりして動かさなければならない。それを一輪車に積んで運ぶのだが、一筋縄ではいかない重労働で、山歩きや自転車よりはるかにきつかった。
・がんばったな、と思ったが、薪にして積むとほんのわずかで、これでは半月分にもならないという程度だった。そこで、少し腐食の始まったものや、松や檜なども集め始めた。しかしまだまだとても足りない。それならと、数年前から葉や花が少なくなって気になっていた、道から家への通路にある桜の木を2本伐採することにした。隣家に当たらないよう倒すにはどうしたらいいか。近くの木とロープで繋げ、倒す方向の部分を半分ほど切り、隙間を作って、反対側を切る。下手をするとチェーンソーが挟まって取れなくなってしまったり、思わぬ方向に倒れてしまったりしかねない。何度も確認しながら切って、幸い、狙い通りに倒れてくれて一安心。それにしても、木の存在感の薄さに改めてびっくりしてしまった。長年見慣れてきたはずの木なのに、なくなっても何の違和感もない。残っているのは切り株だけ。ログハウスができたときに前の持ち主が植えたものだから、樹齢30年といったところだった。さて新しい苗木を植えようかと思うが何にしようか。
・ここまでやって何とか南側の壁が埋まった。しかしこれでもまだ半分にもならない。原木が調達できましたという連絡を首を長くして待っているが、そんな電話は全くない。薪が調達できなければ、本業のストーブも売れないだろうから、困っているだろうなと思う。長年商売をしてきているのだから、何とかして欲しいのだが、催促の電話は我慢して控えている。無いものは無いのだから、仕方がないのである。
・こんなふうにして、正月以降、ほとんど毎日、木こり仕事に精出している。暮れから正月にかけては何度か寒波が来て寒い日があったが、温暖化傾向は今年も続いていて、昼間10度を超える日も少なくない。去年までは出かける時以外は薪ストーブを絶やさなかったが、今年はできるだけ昼間は燃やすのをやめて、薪の節約に努めている。来冬用に少しでも残しておきたいからだ。 ]]>
静かな正月と新しい本
tag:www.tku.ac.jp,2021:/~juwat/blog/forest_blog//6.1147
2021-01-03T21:11:36Z
2021-01-03T21:16:30Z
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・寒波襲来とコロナ禍で、正月はどこにも行かずに過ごしている。もちろん訪れる人も誰もいない。例年なら東京に出かけてホテルに泊まり、孫や親に会ったり、初詣をしたのだが、今年は東京に行くことなど、もってのほかになってしまった。代わりに息子ファミリーが来ることになっていたのだが、感染者の急増で、それもやめになった。小さい孫がストーブに触れないようにと柵を買ったのだが、無用になってしまった。柵をつけると薪をくべたり、鍋を乗せたりするのが面倒だから、また来る日まで押し入れにしまっておくことにした。
・とは言え、寒波襲来前は比較的暖かかったから、自転車に乗り、裏山にも登った。ハアハアと息をし、寒さに鼻水をすすりながら、結構がんばった。さて一月はどうなるか。来年に使う薪がないので、付近の枯れ木や倒木を拾っているが、とても足りない。原木の調達出来ましたという連絡を、首を長くして待っているところだ。雪が降って積もったら春になってしまうし、その時にもまだ手に入らなかったら、いよいよ困ってしまう。
・10年ぶりに改訂した『コミュニケーション・スタディーズ』(世界思想社)ができ上がった。毎年、大学の教科書として使ってもらい、なおこれからも使われるだろうというので、著者の人たちにがんばってもらった。前半の理論的な部分の変更はわずかだったが、応用編の文化やメディアに関するところは、この10年の間に変えなければならないところが多かった。今ではもう当たり前だが、スマホやSNSは10年前にはやっと産声をあげたところだったのである。それらがもたらした変容には、調べていて、今さらながらに驚かされてしまった。
・あるいはLGBTなどということばと性別や婚姻形態に関する問題もここ数年に盛り上がったものだし、貧富の格差やグローバリズムの進展と、それがもたらした問題なども検討して追加しなければならなかった。それに加えて、改訂作業を始めた頃から世界中を混乱させたコロナ禍である。人間関係の基本である対人接触を避けることが必要になったから、これはまさに「コミュニケーション」の問題だった。これが一過性のもので終息するのか、それとも、大きな変更を伴うものなのか。それはまだ不確かな問題だから、どこまで触れたらいいのか大いに悩んでしまった。
・日本人にとって「コミュニケーション」能力とは、人とうまくつきあう術を意味している。特に最近では、この傾向がさらに強くなっている。しかし「コミュニケーション」にはディベートのように競う要素もあって、そのためには「アイデンティティ」、つまり自分自身をしっかり自覚することが必要だし、「コミュニケーション」を成立させる基盤になる「コミュニティ」も必要である。だから「アイデンティティ」と「コミュニティ」の意識が欠如した「コミュニケーション」が、今、一番問題にすべきところなのである。そのことは前書から強調してきたことだが、「忖度」「や自粛」など、この傾向がますます強くなってしまっているのが現状だ。
・欧米では、人種差別や格差、そして気候変動をもたらす環境問題に自覚的なZ世代の登場が話題になっている。1960年代以来の、政治に自覚的な世代の登場だと言われている。ところが日本では、その同世代が極めて内向きで、政治には無関心で、協調性や同調性に敏感だと指摘されている。それはまさに「アイデンティティ」と「コミュニティ」の自覚が薄いところで「コミュニケーション」をしていることの結果なのだと思う。この本を教科書として読むことで、少しでも、そのことに自覚してもらえたらと願っている。 ]]>
紅葉見物で大混雑
tag:www.tku.ac.jp,2020:/~juwat/blog/forest_blog//6.1141
2020-11-29T21:23:14Z
2020-11-29T21:32:22Z
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・自転車に乗れないかわりに裏山にせっせと登った。直登できついが尾根まで25分ほどで登れるし、往復しても40分で帰ってこれるから、鍛練としてはもってこいのコースである。しかも、既に10回以上歩いているが、誰一人出会っていない。近所の人たちが道を整備し、富士山や河口湖がよく見える見晴らし台も作ったから、もったいないほどである。もっとも、いつも同じでは飽きるからと、下山には道なき道を通ったりもしている。獣道があって、目の前を鹿の群れが走り去ったり、イノシシが掘った穴があちこちあったりして、なかなか面白かった。
・このルートは、尾根まで登ると毛無山や十二ヶ岳に通じる道がある。往復で3時間ほどで行ってこれるだろうと出かけたが、登山者が少ないと見えて道が荒れていた。途中でいくつも倒木があって道を塞いでいたから、諦めて引き返した。ミズナラやクヌギ、そしてケヤキといった広葉樹の大木があって、倒れているものが多かった。それを見ながら、もって帰れればストーブの薪になるのにとつぶやいた。コロナ禍のせいか、薪ストーブの流行のためか、あるいは別荘に移住する人が増えているせいか、今年は原木が全く調達出来ない。暖かいせいもあるが、薪の消費を抑えるために、まだ数回しか燃やしていない。
・いつもなら薪割りに精出しているのだが、この秋はそれができない。で、屋根に積もった落ち葉を落とすことにした。ケヤキの葉は風で落ちるが、から松の葉はいつまでもしつこく残ってしまう。それが雨どいにたまると雨水も流れなくなってしまう。年々、屋根に上がるのが怖くなっているが、ここはがんばってとやってみた。わが家も築30年で、あちこち修復の必要が出てきた。雨漏りがしたから、屋根の葺き替えなどを頼んで来年の春ごろから工事を始めてもらうことにした。外壁の塗装などは自分でやってきたが、今回はそれもやってもらうかもしれない。リビングも暗さを改めるために天窓を作ろうかなどと、いろいろ考えている。
・ところで、自転車や山歩きにはスントの時計をして、コースや時間、それに心拍数などを記録することにしている。それがブルーツースの時計にあわせてパソコンではなくスマホで確認しなければならなくなった。今までの記録をスマホに写すためにどうしたらいいかなど、メーカーと何度もメールのやり取りをして、何とか移すことができた。何しろもう10年近くにもなるデータだから、消えてしまっては困ると思ったからだ。スマホで確認するサイトは確かに、いろいろなデータ分析ができるようになっている。例えば河口湖には区間を区切ってタイムを計測して、そこを早く走った人のタイムが並んでいたりする。僕よりも10kmも速い速度だったりするから驚くが、そんな人たちと競う気などもちろんない。僕はあくまで健康のためにやっているのだが、ちっとも体重が減らないのは困ったものだと思っている。
・コロナの感染者が急増している。少ない時期にPCR検査を徹底させて、無症状の感染者を突き止めておけば、こんなことにはならなかっただろうと思う。そんな当たり前のことをなぜやろうとしないのか。「Go to~」とあわせて、意味のわからない愚策だと思う。 ]]>
やっぱり雨の秋
tag:www.tku.ac.jp,2020:/~juwat/blog/forest_blog//6.1134
2020-10-18T21:29:44Z
2020-10-18T21:39:01Z
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・それにしても雨が多い年だ。10月になっても秋晴れの日は数えるほどしかない。その数少ない日に、久しぶりにパノラマ台に登った。富士山の眺めも素晴らしかったが、群生するトリカブトも見事だった。しかし山歩きと言えばこのぐらいで、後は裏山に登ったぐらいだ。自転車も思うように乗れていない。しかもたまに乗ればパンクときたから、ちょっとめげてしまった。そう言えば、ここのところ故障や不具合が重なっている。工房の床暖房が壊れ、母屋で雨漏りがし、丸太に木食い虫の掘った穴がいくつも見つかった。
・屋根に上がってみると、すっかり苔むしている。しかし雨漏りの原因になっている場所は見つからなかった。横殴りの雨で屋根に付着した苔が水分を含んで、中にしみ込んで落ちてきたのかもしれない。いずれにしても専門家に頼まなくてはいけない。庭はもちろん、ベランダの木や積んだ薪にキノコが生えている。こんなことは今までなかったから、いかに雨が多いかよくわかる。薪と言えば、原木が調達出来ずに困っている。このままでは、今度の冬は節約して使わなければいけなくなってしまう。
・河口湖の紅葉も始まった。ススキとコスモスも今が盛りだ。「Go to トラベル」のせいか、観光客も一気に増えた。今年は紅葉のイベントは中止だが、これからしばらくはごった返すことになるだろう。普段は静かな西湖も、キャンプ場には平日でもテントが張られている。このあたりではコロナ感染者はほとんどいないが、さてどうなるか。父の1周忌の法要で七ヶ月ぶりに東京に車で出かけた。と言っても、車を降りたのは寺だけで、後はどこにも寄らずに帰ってきた。当然、老人ホームの母とも、孫たちとも会っていない。
・70歳を過ぎたら運転免許証の更新には高齢者講習が義務づけられている。それで近くの教習所に出かけた。運転していて歳を感じることはあまりないし、今年も北海道まで出かけたりしている。だから必要ないと思っているのだが、やらなければ更新出来ないのだから仕方がない。手数料を5100円もとられて、視力検査と講習、それに簡単な実習をしておしまいだった。これで何がわかるのかと疑問を感じたが、これからは三年ごとの更新だから、返納を勧める関門にはなるのかもしれない。何れにせよ、お役所仕事の典型だと思った。
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雨、猛暑、そして台風
tag:www.tku.ac.jp,2020:/~juwat/blog/forest_blog//6.1128
2020-09-06T20:52:19Z
2020-09-06T20:55:16Z
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・長年楽しんできたミョウガが、去年はほとんど出なかった。根が張りすぎているのが原因だろうと、かなり荒っぽく間引きをした。で、旅行中に出てしまうのではと心配したのだが、帰ってもまだ出ている気配がなかった。お盆過ぎからポツポツ出始めたが、間引きをしたところからは全く出なかった。荒っぽすぎたのかもしれないし、発芽の時期に雨がほとんど降らなかったせいかもと思った。
・とは言え、数個でもそばやうどん、あるいは冷ややっこの薬味に使って、楽しむことができた。ザルで収穫して、梅酢に一瓶つけて長いこと楽しむとなるのは来年か、あるいはもっと先になるのだろうか。近所で野菜作りを楽しむ人からキュウリやナスをいただいているが、今年はやっぱりできが良くないようだった。雨で腐ったり、暑すぎて枯れてしまったりと、素人には大変だったのだろう。山梨特産のブドウも今年は4割しか生産出来なかったといったニュースもあった。もちろん、スーパーで買う野菜も高い。
反対に、庭の雑草は元気だ。刈り取る必要があるのだが、汗だくだくになるから、気が進まない。本当なら原木を買って、ぼちぼち玉切りと薪割りをし始める頃なのだが、馴染みのところに原木が入ってこないようだ。薪ストーブブームで消費が増えていることもあるだろうし、木の伐採そのものが減っているのかもしれない。次の冬の分は乾してあるが、その次の分が心配になってきた。薪は燃やせるまでに最低1年は乾かさなければならないから、何とか調達して欲しいものである。去年の今頃のこのコラムを見ると、庭に積み上げた薪が台風で倒れたことが書いてあった。今年はもちろん、積み上げていない。
・ 湖畔を走っていて、週末には車に気をつけなければならないようになった。もちろん東京周辺からやって来る人たちだ。ホテルや旅館の前にも泊まっている車が多くなった。観光業者も少しは息がつけたのかもしれない。「Go To~」のおかげかもしれないが、観光バスも見かけはじめたが、外国人、とりわけ中国人は皆無だと言っていい。気温が下がればまた、コロナの感染者が増えるかもしれないから、まだ当分はこんな感じで続くのだろうと思う。 ]]>
コロナと雨
tag:www.tku.ac.jp,2020:/~juwat/blog/forest_blog//6.1121
2020-07-19T21:59:25Z
2020-07-19T22:34:32Z
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・コロナの緊急事態宣言が解除されて、山登りができるようになったのに、毎日雨ばかりで、ほとんど登れていない。唯一行ったのは篭坂峠で、山椒薔薇を求めて3週連続出かけた。3度目の正直で満開の山椒薔薇を堪能した。霧が立ちこめていて幻想的な雰囲気だった。山椒薔薇は山中湖村の村花だが、村中に咲いているわけではない。天気のせいもあるが、誰にも会わず、あちこちに咲き誇る花を独り占め、という感じだった。数年前に摘んだ種を家の庭に蒔いたが、数センチの高さに成長して、日当たりのいいところに移しかえたりしている。さて成長して花が咲くまで何年かかることか。
・河口湖のハーブ祭りも今年は中止になった。しかし、ラベンダーは咲いていて、人混みもないからゆっくり鑑賞出来た。ホテルが再開して、それなりに人も来ているが、何といっても外国人がいないし、観光バスも来ないから、静かなものだ。雨の合間を見つけて自転車で湖畔を一周している。例年なら車と歩行者を避けて走らねばならなかったのに、今年はそんなこともない。ただし、7月になってからは雨ばかりだから、天気予報と空模様を見て、出かけるかどうか判断しなければならない。コロナ同様、大雨もまた、環境破壊の影響で、深刻な被害がまた今年も続発している。
・東京はまた感染者が増え始めている。母のいる老人ホームは面会ができるようになったが、事前に予約をして2人で15分という制限がある。往復4時間かけて15分では、何しに行くのかという感じだし、どこかに寄ってというのは気が進まないから、まだ行っていない。会わなくなってもう半年になるから、本当に忘れられてしまうかもしれない。正月以来会ってない孫たちも、この間にどんどん成長しているようだ。『コミュニケーション・スタディーズ』の改訂作業も済んで、さあ夏だ!といきたいところなのに、コロナと雨が幽閉生活を強いている。湖畔一周の自転車だけが解放感を与えてくれるのだから、梅雨前線よなくなれと願うばかりだ。
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快適だけど、ちょっと寂しい気もする
tag:www.tku.ac.jp,2020:/~juwat/blog/forest_blog//6.1115
2020-06-07T22:40:13Z
2020-06-08T00:17:23Z
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・今年は連休中も桜が咲いていて、山の新緑と相まってなかなかの景色だった。いつもなら車と人でごった返すのに、今年は閑散としていた。自転車に乗っても、車や人を気にしなくて済んだから快適だったが、ちょっと寂しい気にもなった。締め切ったホテルや土産物屋、そして食べ物屋の人たちは、さぞ大変な思いをしていることだろうと思う。非常事態宣言が解除されても、まだ観光客は戻ってこない。特に外国人は全く見かけなくなった。元通りになるまでには、相当時間がかかるだろうし、ひょっとしたら戻らないかもしれない。他人事ながら気にはなる。
・連休前から湖畔の駐車場はどこも閉鎖され、山という山の入り口に禁止の立て札がたった。仕方がないから、家の付近を歩いて川遊びをしたりしたのだが、家の裏山なら大丈夫だろうと登ることにした。200mほどだがかなりの急登で、引っ越してきた直後に登ったきりだった。眺めも悪いし、道なき道のようだったからだ。ところが、登ってみるときれいに整備されていて登りやすく、上には新しく富士山を眺める見晴らし台もできていた。そして、たまたま、ここを整備している人たちと一緒になり、何年も前からはじめて, これからも続けるといった話を聞いた。で、僕もぜひ参加させて欲しいと頼むことにした。
・続いて翌週にも登って、別のルートで下山したのだが、道がわからず遠回りをすることになった。しかも道は途中で崩れていて、倒木をかきわけて進まなければならなかった。足の悪いパートナーにはちょっと危険だったが、引き返すのも大変なので、かぶさった枝を折ったり、どけたりして、何とか通れるようにした。家から歩いて、こんな冒険ができるところがあるとは思わなかったが、今度は鉈やシャベルを持って、なおしに行こうかなどと考えたりしている。もっとも一人では大変だから、相談してということになると思う。さていつになることやら。
・というわけで、車に乗るのも週一回の買い物だけというのが2ヶ月近く続いている。もちろん、東京にも3ヶ月以上行っていない。母親のいる老人ホームには、いつになったら行けるのか。認知症気味だから、もう忘れられてしまっているかもしれない。去年の夏に生まれた孫が、送られてくる写真やビデオではどんどん成長してしまっている。どちらにも、会いたいのはやまやまだが、感染も心配だ。月に一度は給油をしていたのに、ガソリンスタンドにはもう2ヶ月以上行っていない。しかも車にはまだ半分以上のガソリンが残っている。折から松の花粉の季節だから、赤い車が黄色くなってしまって、久しぶりに自分で洗車をした。しかし、次の日にはまた花粉だらけ。 ]]>
いつもながらの生活ですが
tag:www.tku.ac.jp,2020:/~juwat/blog/forest_blog//6.1109
2020-04-26T21:45:23Z
2020-04-26T21:53:46Z
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・暖冬だったから、カタクリの発芽も早かった。ところが、3月末から4月にかけて3度も雪が降った。これではせっかく咲いた花が萎れてしまう。そんな心配をしたが、カタクリの花は強くて、しっかり実をつけるまでになった。しかも今年は花が100を超えた。毎年わずかだが増え続けている。庭一面のカタクリになるのはまだまだ先で、生きているうちには見ることができないだろうと思う。しかし、春を感じる何よりの喜びであることは間違いない。カタクリの花が枯れた後は、二輪草やイカリ草やスミレが咲き始めている。不順な天候だが、植物は確実に春を告げている。
・松の木にいくつも穴が開いているのを見つけた。時々キツツキが来て、こつこつとつつく音を聞くことがあったが、10個以上もの穴を開けているのに全く気がつかなかった。虫を見つけるためなら、これほど深く開ける必要はないだろうし、巣にするのなら、こんなにいくつも作ることはないだろうと思う。なんとも不思議な穴だが、これが原因で松が枯れることはないのだろうか。あるいはほかの鳥が、ちゃっかり巣にするのではないか。そんな心配や期待を感じる穴である。
・ところで、コロナ禍での生活だが、普段とほとんど変わっていない。3月はほぼ毎週、周辺の山歩きをしたし、4月に入ってからも。本栖湖から烏帽子岳、山の神社の千本桜、鹿留発電所と山王神社などに行った。どこに行っても出会う人はわずかで、桜を楽しむことができた。桜といえば河口湖畔も満開になったが、いつもと違って観光客はいないし、列をなして富士と桜を写すカメラマンもいなかった。自転車も3月から週に1、2度乗っているが、歩く人も、自転車に乗っている人もほとんどいない。もちろん、他府県ナンバーの車もわずかだ。
・社会的接触を気にするような人ごみにはめったにでかけない。週一回のスーパーでの買い物ぐらいだが、欲しいものがあって出かけたホームセンターの人ごみにびっくりしてしまった。買いたいものをさっと済ませて退散したが、自宅待機で暇になった人が庭作りや日曜大工でも始めたのかもしれない。そう言えば、中年以上の男達が多かった。
・山梨県でも50人を超える感染者が出ているが、周辺ではまだ一人もいないようだ。検査数が少ないから怪しいが、地元の人たちの生活に、それほどの変化はない。湖畔のホテルや土産物屋、それにレストランなどをのぞけば、町の店の多くは開いているし、客もそれなりに入っている。僕はもともと、外食はあまりしないが、ここ最近は全くしていない。3食すべて自分たちで作り、デザートのシュークリームなども作っている。
・東京は大変なことになっているようで、母親がいる老人ホームにも2ヶ月以上訪ねていない。おそらく当分無理だろうと思う。認知症気味だから、忘れられてしまうかもしれない。ホームの近くの病院が多くの感染者を出したりして、心配だが仕方がない。それにしても、わずか100kmほどしか離れていないのに、こことは別世界になっている感がある。検査数があまりに少ないから、感染者は桁違いに多いのかもしれない。
・こんなふうに書いてきたら、連休中は山歩きもやめましょうといった声が聞こえてきた。人気の山は混雑するから、そうかもしれない。しかし、付近の山もにぎわうだろうから、連休中は家に閉じこもろうと思う。
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どこにも行かずに過ごす
tag:www.tku.ac.jp,2020:/~juwat/blog/forest_blog//6.1103
2020-03-15T21:11:55Z
2020-03-15T22:17:43Z
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・奄美大島と屋久島の印象が強くて、未だに余韻が残っている。写真やビデオを編集し、何冊かの本も買った。そう言えば2月の初めでも新コロナウィルスの話題は大きかったが、結構混雑した飛行機や船に乗っても、感染の不安などはほとんどなかったし、マスクをしている人も多くはなかった。特に奄美や屋久島の人たちからは、不安や警戒する様子は感じられなかった。中国や韓国からの観光客がどれほどいて、どの程度減ったのかわからないが、見かけることはほとんどなかった。もっとも、観光客自体が少なくて、どこに行っても誰もいないという感じだった。
・10日間の旅から帰るとテレビは「ダイヤモンド・プリンセス号」での集団感染で大騒ぎだった。テレビをほとんど見ていなかったせいもあるが、中国の状況も含めて、感染の拡大が本格化していることを認識した。老人ホームにいる母親のところに1度行ったが、しばらくすると、面会自粛の知らせが来た。安倍首相が唐突に全国の小中高・特別支援学校の休校を要請すると、イベントやスポーツの中止や無観客試合が続き、大騒ぎになった。
・これでは、しばらくはどこにも出かけられない。しかしそれはあくまで人ごみの話であって、誰もいないところなら何の心配もない。というわけで、週一回程度の山歩きをしている。最初は近くの紅葉台、次は横尾山。横尾山は県境の信州峠から歩くのだが、途中で凍った急坂があって、引き返した。そして最近では三つ峠。久しぶりだったがジープが走る登山道は歩きにくくつまらなかったが、帰りに降りた木無山からの道はブナやミズナラの林が心地よかった。
・暖かい日が多いから、自転車にも乗っている。例年と違って湖畔は閑古鳥で観光バスもほとんど見かけない。マイカーも少ないから、安心して走ることができる。富士山が世界遺産になる前は、冬はこんな感じだったな、と思い出しながら走っている。しかし、ここ数年で新しくできたホテルも多いから、地元の経済は大変なことになるだろうと思う。山梨県では2人の感染者が出ているが、河口湖周辺ではまだいない。こんな時に来ると、割安でサービスも受けられるのになー、と走りながら考えたりした。
・こんな生活だから、マスクをつけることもない。だいたい僕は強制されなければ、マスクをつけないのだが、人ごみに行けば、そういうわけにもいかないような空気になっている。WHOがマスクに予防効果はないと言っているのに、なぜ日本ではマスク着用が強制されるのだろうか。そもそも、花粉症やインフルエンザの時期でなくても、マスクをした人が多い傾向にある。これは予防ではなく、顔を隠したいからなのでは、と以前から思ってきた。天気の悪い日や夜間のサングラスと同様で、公共の場では必要以上に匿名のままでいたいのかもしれない。
・感染者が隣にいるかもしれないという不安を抱えながら生活していると、儀礼的というのではなく、本心から、他人とは無関係・無関心でいたいという気持ちが根づいてしまう。そんな不安は、パンデミックより恐ろしいなと考えている。
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暖冬と雪
tag:www.tku.ac.jp,2020:/~juwat/blog/forest_blog//6.1096
2020-01-26T21:36:54Z
2020-01-26T21:42:49Z
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・雪らしい雪がやっと降った。小さな雪だるまがつくれるほどだが、冬らしい景色になったのは間違いない。しかし、すぐに暖かくなって、雪は数日で消えた。一度積もると春まで溶けないのが普通だったから、やっぱりいつもとは違うと感じてしまう。そもそも、この雪は南岸低気圧によるものだから、普通なら3月になってから降るものなのである。そう言えば、春一番としか言いようがないような強い南風も吹いた。ただし、立春前だから、気象庁も春一番とは言わなかった。この冬は全国的に少雪で、開場できないスキー場がかなりあるようだ。
・去年の暖冬で薪に余裕があるからと、原木は3立米にして12月初めには割り終わった。で、追加の3立米を注文したのだが、在庫がなくて、運んでもらったのは1月になってからだった。さっそく玉切りとまき割りを始めたら、数日で雪が降った。雪が積もるとトラックが入らなくなるから、まさに間一髪だった。2回目も3立米で、一昨年から毎年、1立米ずつ減らしている。暖冬が続けば、もっと減らしてもいいかもしれないが、急に寒い冬になるかもしれないから、このぐらいは備えておかなければいけないだろうと思う。振り返ると、2年続きの暖冬だが、その前の2年は厳しい寒さだった。
・薪割りを始めたら自転車は休み。天気が悪かったせいもあって12月からあまり走っていない。例年1月から3月ぐらいは休んでいるが、今年は暖かい日もあるから、たまには走らせようと思っている。2月には屋久島に行って、縄文杉まで往復20km程を歩こうと思っているから、体力をつけておかなければならない。
・WifiはNTTの光と契約しているが、ルーター一つでは部屋中で受信できないので、2階にもう一台敷設している。Appleの「Airmac Timecapsule」で、データのバックアップができる3テラバイトのハードディスク付きだった。もともと研究室で使っていたもので5年ほどになるが、しばらく前から自動のバックアップができなくなっていた。そこでハードディスクの初期化をすると、Wifi機能までがダメになってしまった。で、新しいものを探していると、Googleが出しているのを見つけた。デザインがいいと思ったし、評判も悪くないようだから、すぐにAmazonで購入することにした。設定は専用ソフトをダウンロードしてパソコンではなくiPadからと、いかにもGoogleらしかった。
・パートナーが使っていた「Macbook air」の調子が悪くて、これも新しいものを買った。形はほとんど変わらないが、接続が「USB TypeC」だけになったから、モニターやUSBと接続するためのハブを買う必要があった。新しいものを買うたびに、付属機器やコードが必要になる。そして、今まで使っていたものが不要になる。そう言えばiPhoneやiPadも今売っているのは、僕が使っているものとは違っているようだ。面倒だし、無駄なことをやってるなとつくづく思った。
・と書いたら、日曜日に15cmの雪が降って、今日も午後から大雪の予報が出ている。しかし、その後、この時期にはありえない10度を超える日が続くようだ。これはもう3月末から4月にかけての陽気で、常識が通用しなくなっている。そう言えば、冬でも暖かいスペインのアンダルシアや地中海沿岸で大雪が降ったようだ。温暖化への対応は、もう完全に手遅れなのかもしれない。
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紅葉とお墓
tag:www.tku.ac.jp,2019:/~juwat/blog/forest_blog//6.1090
2019-12-15T21:19:10Z
2019-12-16T01:31:30Z
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・我が家の楓は今年もきれいに紅葉した。去年と同様、暖冬で長持ちしたし、いっせいにではなくずれて黄色や赤になったから、ずい分長い間楽しんだ。それは湖畔の紅葉も同じだったから、いつまで経っても観光客は減らなかった。車や人で走りにくかったが、好天が続いた11月は自転車にも10日ほど乗った。激坂をがんばって西湖にも何度か行った。周囲の山の紅葉は素晴らしかったが、きついから、いつも分かれ道のところで、河口湖か西湖で迷ってしまう。
・山にも出かけた。九鬼山後は黒岳、今倉山、そして釈迦ヶ岳に登った。パートナーと一緒だからコースタイムの1.5~2倍ほどかかる。登りは足を支え、下りは衿をもたせてバランスが崩れないようにする。そのほかビデオ撮りもあるから、なかなか忙しい。登った山はどれも広葉樹が多く、紅葉が素晴らしかった。久しぶりの釈迦ヶ岳は360度の眺望で、雲一つない好天だったから、富士山はもちろん、南アルプスや八ヶ岳、大菩薩、丹沢山塊などがよく見えた。その後も登る計画を立てたのだが、二人とも鼻風邪をひいてしまった。
・父の葬儀は11月末の納骨式で一段落した。兄弟と息子家族などが集まったが、この日も晴天で、孫たちがはしゃぐ姿に心が和んだ。次は新盆と1周忌。こんなふうにして集まる機会が、これからも度々ある。実はこの霊園にはパートナーの父母の墓もあって、11月初めに義父の七回忌をしたばかりだった。それもあって、ここに新しい墓を作ったのだが、すでにある祖父や祖母が眠る墓をどうするかという問題が残っている。
・恒例の薪割りは3立米を割り終わった。ところが、追加の3立米を注文に行くと在庫がないといわれてしまった。去年もそうで、ものすごく太いのを割ることになったが、今年はそれもなかった。入荷の予定が立たないようで、春になるまでは無理かもしれない。ストーブ人気のせいなのか、クヌギやミズナラの原木が調達しにくくなっているのか。この冬は大丈夫だが、この先どうなるのか。ちょっと心配になってきた。]]>