去年から続いていた横浜馬車道駅そばの期間限定アトリエ・マンション北仲White&Brickがこの10月に終了。というわけで,次の拠点を探した結果が,秋葉原の格安事務所。以前のスペースはある種の文化事業として維持されており,「超」格安だったので,これからは家賃程度の利益活動もやってみたいし,以前より,光熱費に加えてネットワークの維持費なんかも安く押さえたいところ。
それで,明日からの活動を前に,無線LANの信号状態を測定に出かけてきた。というのも,自宅の近所で,あのlivedoor Wirelessのアンテナを発見して以来,これくらいマメにアクセスポイントを設置しているのならけっこうイケルかも,と思っていたからだ。だって,サーバでも立てない限り無線LANで十分だし,何より,月額525円の利用料は,これまた格安。とはいえ,Livedoorのサイトで確認したところ,新アトリエから最寄のアクセスポイントまでは,ちょいと難しい距離のよう。そこで無線LAN機能も備える電話機W-ZERO3でテストすることに。
結果は,ビミョーに無理っぽい感じ。ただ,ちょいと歩いた先では,どうにか信号を捕らえることができたので,しっかりアンテナを内蔵したノートパソコンだったら上手く行くんじゃないか,と思わせる感触ではあった。
屋外に無線LAN網を作り上げるという,このlivedoor Wireless的発想は,2002年に1週間ほどストリーミング活動を行なった名古屋の大須地区の電気屋さんが,当時実験的にやっていたが,その後,Skypeなんかも登場しているので,そうなると,インターネット網なのか電話回線なのかも分からない代物になってくる。ちょうど,LogitecからSkype専用端末も発売されたので,ちょっと面白い展開かも。
ただし,そのLogitecの端末,単に無線LANでSkypeの電話機能が利用できるだけみたいで,いまどき普通の携帯だって,音楽プレイヤーやPDA機能を持っていることを考えると,きっと次があるだろうと思わせる感じ。そういう前に,W-ZERO3にSkypeをインストールすりゃいいんじゃん。で,すでに試みてはいるんだが,まともに動かないんだな,コレが。ホント,何でもできそうで何にもできないね,この電話機は。