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次回のWebLab Meeting

第47回 WebLab Meeting

日時

2023年12月23日(土) 15:00-17:30

報告者

高比良美詠子(立正大学)

タイトル

大学教員の授業におけるICT利用はコロナ禍を経てどのように変わったか?~コロナ禍中のオンライン授業の経験と教員の意識に着目して~

会場

成城大学7号館1階715教室 *成城学園前駅から徒歩4分

概要

日本の高等教育においては、ICTの利用がなかなか広がらないことが長らく課題になっていたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、2020年度には日本の高等教育機関の90%がオンライン授業を実施した。そして、オンライン授業を実施する中で、多くの大学教員がICTを利用した。なお、2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが変更になり、現在では、ほとんどの授業が対面授業に戻っている。しかし、対面授業に戻った後も、授業におけるICT利用が完全にコロナ禍前の状態に戻った訳ではなく、さまざまな形でICT利用を継続する動きが見られる。そこで、今回の発表では、2020年と2022年に大学教員を対象に実施した縦断調査(https://sites.google.com/ouj.ac.jp/ictsurvey/)の結果を元に、「コロナ禍前(~2019年度)」と「コロナ禍中(2020~2022年度)」の大学教員のICT利用について振り返った上で、コロナ禍を経て教員の意識や授業におけるICT利用のあり方がどのように変化したのかについて考えていく。

付記 今回は成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科の後援を受けています。