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2019年度
卒業生の皆様へ

東京経済大学は、現在国内で新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を踏まえ、3月23日(月)に予定していました一堂に会しての卒業式並びに大学院修了式および卒業祝賀会を中止することにしました。
卒業生およびご父母の皆さまにとって卒業式は人生の節目ともいうべき大変重要な行事ですので、卒業式開催の可能性について最後まで検討を重ねてまいりました。
しかし、卒業式に参加する学生やご父母の皆さまの健康と安全の確保、そして感染拡大を防ぐ社会的責任という観点を最重視し、今年度は中止をするという苦渋の決定をいたしました。
卒業生のみなさんの門出に際して学長、各学部長等からのメッセージをお伝えします。







南原真 経済学部長 

経済学部の皆さま、卒業おめでとうございます。
今年は卒業式が開催できず皆さまにお会いすることができず残念ですが、以下のメッセージを送りたいと思います。
大学の4年間は長いようで、あっという間にすぎたと感じている方も多いのではないでしょうか。ゼミやサークル・部活動に熱心に取り組んだ人、大学外でのボランティアや自分の趣味を極めた人それぞれの思い出があることでしょう。
皆さんは4月から社会人となり、それぞれの道を進まれますが、人生には多くの喜びと苦労があります。その中で様々な方と知り合うことになりますが、ぜひ本学の卒業生とも交流されてはどうでしょうか。若手、中堅、年配の先輩と知り会うことにより、お互いに刺激を受け、交流の輪が広がるかもしれません。社会に出てからも時々母校について関心を持っていただけると幸いです。これからの皆さまの社会でのご活躍を願っております。

青木亮 経営学部長

卒業おめでとうございます。
4年前、国分寺のこの場所で希望にあふれた大学生活を始められたみなさん。入学当時の国分寺駅前の様子を覚えていますか? 北口の駅前はまだ建設工事の真っ最中でした。
4年間で駅前が大きく変化したように、みなさんも見違えるほどの成長を遂げられたことでしょう。大学生活を通して積み重ねてきた、多くの知識やさまざまな経験、友人との思い出は、みなさんにとって何物にも代えがたい財産となっているはずです。
新型コロナウイルスの蔓延によりみなさんの門出を祝うべき卒業式や祝賀会が中止になったことは非常に残念ですが、大学時代に培った実力を活かして、新たな一歩を踏み出してくれるものと期待しています。みなさんのご活躍をお祈りいたします。

柴内康文 コミュニケーション学部長 

卒業おめでとうございます。
長かったようなあっという間だったような、不思議な感覚でしょうか。自分が何を学んだと言えるのか、心もとない気がしているかもしれません。もちろん、みなさんはメディア過程や企業・組織、そして多文化社会におけるコミュニケーションの問題について学び、その修得を認められてこの日を迎えましたが、これからも世の中は絶え間なく大きく変化し、学んだはずの対象や中身が全く形を変えてしまうこともきっと起こるでしょう。
しかし、まだ十分にわかっていない、形となっていないことに関心を持ってテーマや問いを立て、学んだ知識・技術を適用して自分なりの答えや表現として示す、何よりもその能力を示したことでみなさんは卒業します。身につけたその力で、実社会で、またそれぞれの人生の前に現れるテーマに前向きに取り組み、乗り越えていってください。みなさんの門出を本当にうれしく思っています。

羽貝正美 現代法学部長

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。心よりお祝いの言葉を贈ります。
周知のとおり、思いもよらぬ事態となって、式典・学位記授与が中止となりました。大変残念なことではありますが、反面、現代の社会について多くを学ぶ機会にもなっているように思います。国としての責任ある判断と国際間の連携、身近なところでは私たち自身の働き方や暮らしなど、内政と外交の両面で様々な課題が浮き彫りになりました。
そして何よりも、市民として、偏見や不確かな情報にとらわれない冷静な判断と行動がいかに大事か、そのことを改めて感じます。また、他者を思いやる気持ちも欠いてはならないことでしょう。皆さんは4年間、現代社会を律する多くの法とその考え方を学びました。法は一人ひとりの人権の尊重の上に、より良き未来を見据えながら社会の紛争を解決し、これをさらに良い方向へと整えていくために必須のものです。しかし、その根本に、言い換えれば、法が法として機能するための前提にこうした市民意識があり、それが、法の深い学びとともに一層自覚的に捉えられるということもまた事実です。どうぞ生涯、学び続ける人であってください。  
最後に、このメッセージを終えるにあたって、皆さんの健康が守られ、現代法学部で学んだことを土台としてさらなる自己研鑽に励まれることを祈ります。

新正裕尚 全学共通教育センター長

ご卒業おめでとうございます。
今回は予期せぬ事態で、卒業式、学位記授与式が中止されました。式典自体が持つ意味合いは、人によって考え方が異なるものと思います。しかし、もう何十年前かわからない自分が大学卒業のころを思い返すと、卒業以降永く会う機会の無い友人もいるわけで、離れた場所に巣立って行く友人らと直接会って別れの挨拶をし、再会を約するという卒業式の大切な機能が失われたのは大変残念です。少し時を置いて、大学で得た友人、知人との繋がりを紡ぐ機会を探して下さい。また、今、日々のくらしで経験されている事象の意味について、また、ウイルスの蔓延という自然現象と社会現象が複合した事態に今後個人としてどのように向き合うべきかについて、じっくり考えてみて下さい。
みなさんが大学で経験したことが人生のどこかで活かされる機会が来ることを心から望んでいます。みなさんのご健康と社会でのご活躍をお祈り致します。