環礁の島は外から見るととてもきれいですが、面積が小さいため、利用できる水や食料が限られており、人間が暮らすには厳しい環境でもあります。干ばつや台風などの災害が起きれば、すぐに水と食料が不足します。そのため、島に住む人々はそうしたリスクとともに生きるための様々な知恵を育んできました。この講義では、ポリネシア・ツバルの離島を例に南の島の暮らしからリスクを生きるための知恵を学びます。
首都大学東京大学院人文科学研究科社会行動学専攻に学び、2014年博士(社会人類学)首都大学東京を取得。2017年度より現職。「グローバルコミュニケーション基礎」「文化人類学」等の授業を担当。研究分野は「文化人類学」。
1980年代以降、資本主義経済は不安定性の度合いを高めている。背後には、規制緩和、自由化、グローバル化という大きな流れが存在する。その恩恵を最も受けたのが金融の分野で、経済に占める影響力が高まるだけでなく、経済そのものを「金融化」させている。その結果、近年バブルとその崩壊が繰り返されている。本講座では、規制緩和、自由化、グローバル化によって生じた経済の金融化が、なぜ資本主義経済をより不安定にするのか論じます。
東京大学大学院経済学研究科に学び、2011年度より東京経済大学経済学部に着任、2015年 博士(経済学)東京大学を取得。2016年度より現職。「現代資本主義論」「社会経済学入門」等の授業を担当。研究分野は「金融制度と金融不安定性」。
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