多くの皆さんにとって、スマートフォンは手放せないものの一つでしょう。しかし、「インターネットに接続したスマホを携帯する」ことが人々の日常となったのは、長く見積もってもここ10年ほどのことです。スマホ以前、私たちはいかにニュースに触れ、音楽を聴き、動画を観ていたのでしょうか。そしてスマホ以後、新聞を読む、ラジオを聴く、テレビを観るという行為はどのように変容しているのでしょうか。
歴史上のある起点から終点までを、メディアとの関わりという観点から考察し、現代を批評する「メディア史」。歴史という尺を持って現代を見つめることで、身近な風景の“解像度”はぐんと上がります。皆さんの情報リテラシーを鍛えることにもつながるでしょう。そんな新たな学問の世界、あなたも体験してみませんか。