DATE2023.04.18 Tue. START18:00
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大学進学と就職、
得するのはどっち?

― 経済学部 安田 宏樹教授
経済学の視点で、大学進学を考える

仕事や雇用、働くことについて経済学的に考える学問を「労働経済学」といいます。この分野を学ぶことは、最低賃金や雇用をめぐる男女格差、少子高齢化など、様々な社会問題や世の中の出来事を理解することにもつながります。
例えば、「大学進学」の話もその一つ。高校を卒業した後、「就職する」のと「大学等に進学する」のと、どちらが経済学的に合理的な選択でしょうか? 就職すれば、賃金を得ることができます。一方、大学に行けば、アルバイトをしてもフルタイムで働くほどの賃金は得られませんし、学費も納めなければなりません。では、大学進学の意義とは何でしょう? この講義で、大学進学のコストやベネフィットについて、経済学的に考えてみましょう。