DATE2024.11.12 Tue. START18:30
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日本で「外国人労働者」が
増えたのはなぜ?

― 経済学部 羅 歓鎮教授
開発経済学から「移民」問題を考える

皆さんは、コンビニなどで、開発途上国から働きにきている店員さんと接したことがあるでしょう。また、途上国での飢餓や貧困を救うための募金活動をしたことがある人もいるでしょう。でも、考えてみてください。そもそも、なぜ途上国の人は、故郷を離れて日本で働くのでしょうか。なぜ一部の途上国の貧困や飢餓は、いつまでも解決しないのでしょうか。
講義のテーマ「開発経済学」は、途上国がいかにして先進国にキャッチアップし、経済成長や社会・経済構造の高度化をしていくかを考える学問です。途上国には世界の人口の80%以上が住んでおり、先進国にとって不可欠な投資先・輸出入市場であると同時に、国際秩序に大きな影響を及ぼす重要なファクターでもあります。この講義では、とくに移民問題にフォーカスし、その背景や課題について解説します。