DATE2025.05.08 Thu. START18:30
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「良い会社」であるための
コミュニケーションとは?

― コミュニケーション学部 駒橋 恵子教授
企業戦略を「広報」の観点から考える

皆さんは買い物をする際、SNSやテレビ番組などでよく見聞きする企業名に親しみや安心感を覚えて、その企業の製品を選ぶことはありませんか。あるいは、SDGs達成に向けた熱心な取り組みを知り、「いい企業だな」と応援するようになったという経験もあるかもしれません。
企業や商品に関する理解を深めてもらうためのさまざまな情報発信のことを「広報」、そして、企業戦略をコミュニケーションの観点から分析する学問を「広報学」といいます。企業は、消費者のほか、株主や従業員、取引先、金融機関や行政機関、地域住民など、さまざまなステークホルダーに情報を発信しており、その内容は、新商品発表から不祥事の対応まで多岐にわたります。広報のあり方によって、企業にポジティブな効果を及ぼすことも、その逆もあり得るわけです。講義では、そんな「広報学」の入り口に皆さんをお連れします。