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2007年夏の「TKU-NET」リプレースの概要

作業終了しました。以下告知文面の通りの構成になっています。
 
8月15日に「TKU-NET(学内LAN)」の一部システムをリプレースします。
 (停止スケジュールについては「システム停止のお知らせ」を参照)

はじめに

 今夏のリプレースは、主に以下2つの方針のもと行います。
その1 「認証システムの改善」
  「無線LAN、情報コンセントサービス」の利便性、統一性を高め、利用者のPCのO/Sやブラウザに
  依存しない認証を実現させる。
その2 「ネットワークの耐障害性、セキュリティ強化」
  TKU_NETシステムの耐障害性を高め、利用者が安心して利用できるようセキュリティを強化する。

その1 「認証システムの改善」

 無線LAN、情報コンセントの接続時に行う認証を簡素化ます。(認証ネットワーク機器を入れ替えます)
 ※学内設置PC(PC教室、メディア工房等)や研究個室等のPC利用方法は、これまで通りです。
認証方法について
 認証は「WEB(ブラウザ)認証」に一本化されます。(後述の注意事項参照)
 基本操作は現行システム通り、以下の流れです。
ブラウザを起動」→「認証画面が自動表示」→「ユーザIDとパスワードを入力して実行」→「認証成功!
WEB認証の改善
 リプレースによる改善点を紹介します。
リプレース前 改善項目 リプレース後
Windows:「Vista」はサポート外。
Mac:認証時にエラーになる場合あり。
利用PC Windows:「Vista」を含め認証可能。
Mac:問題なく認証可能。
「Internet Explorer」のみ可能。
(但し、IE7はサポート外)
利用ブラウザ 「Internet Explorer」以外も可能。
(IE7でも認証できます)
認証終了まで10秒〜20秒かかる。
(更に警告画面が何度も出る)
認証の所要時間 1〜2秒で認証が終了します。
(基本的に警告画面は出ません)
・Javaが必要。(インストール要)
・IPアドレスの再取得が必須。
その他
(認証の単純化)
・Java等アドインは使いません。
・IPアドレスの再取得が無くなります。
参考:
認証TOP画面
利用方法
 無線LAN、情報コンセント利用MAP 
 無線LAN、情報コンセントの利用方法(接続方法)
注意事項
リプレース後、現行の「telnet」と「専用ソフト(下図アイコン)」による認証は廃止となります。
←Win版、Mac版とも利用できなくなります。
  ご注意ください。
Windows用 Mac用
 ※モバイル端末等でうまくWEB認証できない場合、情報システム課までご相談ください。

その2 「ネットワークの耐障害性、セキュリティ強化

 システム安定化のため、以下作業を行います。(ユーザから見ると、その効果をあまり体感できませんが)
WEBメールサーバ、LDAPサーバ(認証サーバ)の完全冗長化。
 現在も冗長化していますが、更に耐障害性を高めた構成にします。
「コアスイッチ」の冗長化。
 コアスイッチを冗長化構成にし、耐障害性を高めます。
 ※コアスイッチとは、「コア (Core;中核)」 という言葉が指すように、LANの中心となるネットワーク機器です。
「IDS」(不正侵入検知システム)の強化。
 最新機器に入れ替え、ファイアウォールでは防げない外部からの攻撃をより詳細にチェックします。
 ※本学では「IDS」を設置し、監視センター(学外)により24時間365日の監視を行っています。
その他
 主要サーバのバージョンアップ等。