« 拝啓 菅直人様 | メイン | 「Twitter」と「Facebook 」 »

ipad2とgroveのケース

・ipadが出たときに大学の同僚たちの多くが買っておもしろそうにいじっているのを見ても、まったく欲しいと思わなかった。仕事をするのもインターネットを使うのもデスクトップのパソコンでやるのが一番だし、持ち歩き用にもポータブルのMacbook Airを買ったばかりだった。持ってはいても番号をほとんど教えていないケータイは、使うことが滅多になくて、不携帯でもほとんどこまらなかった。大学のメールがGoogleのGmailになって、ブラックベリーでの送受信が便利になったから、実際、いつでもどこでも、ネットを使うことができるようになった。だから、もうこれ以上の道具は必要ないと思っていた。

・ところが、2月に我が家のネット環境が光になって、インターネットの使い方が激変した。さらに、3.11以降に、twitterとfacebookをはじめ、youtubeやustreamにアクセスすることが多くなった。そうすると、居間にいてもすぐにネットを利用したい気になってきた。タイミングよくipad2になって、ずいぶん使いやすくもなったようだった。残念ながら、大震災の影響で、日本での発売が延期され、いつ出るのかわからない状況がずいぶん続いた。そうなると、早く欲しいという気が募るようにもなる。で、発売と聞いてすぐにappleに注文を出した。

・去年の夏にポートランドの友人を訪ねたときに、そこの息子たちがiphone用の竹のケースを作って、それが人気を呼び、滞在しているときに、そのワックスがけを手伝ったりもした。しゃれたケースでいいと思ったが、残念ながらブラックベリー用のケースはなかった。けれども、彼らの作ったgroveという名の会社が第2段としてipad2用の竹と皮のケースを発売したから、これもあわせて注文をした。特別早くに送って欲しいとメールをすると、3ヶ月待ちになるほど注文が殺到していたのだが、夏に手伝ったおかげで特別扱いにしてもらい、ipadが届いてから4日後にケースも届いた。

slide1.jpg→grove

ambertan_ipad2.png

・居間のソファーやテーブルに置いて、皮の蓋を開ければ、即、ネットができる。蓋を閉じればスイッチオフだから、テレビのリモコンより楽だ。あちこち持ち運ぶのではなく、居間専用のネットサーフィン機。いまだに地デジ化していないテレビは、地上波のアナログ停止が2ヶ月に迫っている。画面には脅迫めいたお知らせが毎日繰りかえし示されるが、これならもう、地上波とは完全におさらばで、テレビはBSだけのつきあいだけで結構という気になっている。だいたいここのところ、福島原発関連のustreamやyoutubeばかり見ているのだ。固定カメラでただただおしゃべりだけの1時間といった番組に、テレビとは違う新鮮さを感じているし、何より、CMがないのが心地よい。

・もうひとつ、twitterとfacebookもipadの方がやりやすいようだ。僕はおしゃべり好きではないから、頻繁につぶやいたりさえずったりはしないけれども、1日一回ぐらいは、日記のつもりで書き込むことにしている。ツイート仲間やfacebookの友だちも、そんなにたくさんは欲しくない。だから、どこの誰だかはっきりしない人とは友だちにならないことにしているし、余りに頻繁につぶやく人は、フォローをやめてしまっている。facebookはtwitterとリンクさせているから、ここにはほとんど書き込んでいない。東経大のサーバーに載せているこのサイトとブログをメインにしているから、それ以上に発信するのは大変だからだ。

About

2011年05月31日 07:03に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「拝啓 菅直人様」です。

次の投稿は「「Twitter」と「Facebook 」」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by
Movable Type