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家のメンテ、総仕上げ?

・今年は暖冬だという予測はまったくはずれて、11月から寒い日が続いた。それが、12月の後半になって、真冬並みの寒さになった。実際、12月から最低気温が-10度というのは、初めての経験である。灯油が去年の5割り増しの値段だから、豊富な薪を優先して、今年は11月のはじめから薪ストーブをほとんどつけっぱなしにしてきた。しかし、-10度ともなると、大きな温風ヒーターも稼働しっぱなしになる。家の中を20度に保つのは、なかなか大変なのである。-10度というのは、例年なら1月中旬から2月にかけて1ヶ月程度なのだが、今年はどうなのだろうか。豊富とはいえ乾いた薪には限りがあるから、こんな調子で使ったら、春になる前に尽きてしまう。そんな心配をして、慌てて薪割りをしたりしている。
・寒さ対策は薪割りだけではない。北風が突風のように吹くと、家のあちこちからすきま風が侵入してくる。いくら暖めても温度が上がらないから、思い切って隙間をふさぐことにした。場所は窓枠の周辺である。ログハウスはまず丸太で周囲を組んで、窓や入り口や室内の通路をチェーンソウで切って開けていく。ざっくりと切るから、当然、窓枠や扉との間には隙間ができる。隙間はたいがい断熱材やシリコンでふさがれているが、丸太は、毎年少しずつ収縮するし、重みで沈下もする。だから時折隙間の補修が必要になる。

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・作業はまず、窓枠の木を外し、できている隙間に断熱材を埋め(左)、シリコンで完全に密閉する(中)、それが済んだらまた木を固定する(右)。我が家には大きな窓が2つ、中ぐらいのが5つ、そして小が4つある。そのすべての隙間をふさぐのは、実際大変な作業だった。もちろん、ふさぐのは家の中からだけではない。外側からもやらなければならないのだが、何にしろ外は日中でも零下の世界である。比較的穏やかな日を選んで作業をしたが、まだ終わっていない。
・各地では雪で大変なようだが、河口湖ではほとんど降っていない。空っ風が吹いて、ひどい乾燥状態だ。周囲の木が今にも折れそうなほどにしなっている。連日の肉体労働でくたびれているから今日は休みと思っていたら、突風に物置が倒れて分解してしまった。当然中身はあちこちに散乱する。その片づけにまた半日。くたびれて、ここのところ夕食をとるとそのまま2時間ほど眠ってしまう毎日である。

forest48-4.jpg・夏にアンプを「ハード・オフ」で買ったが、スピーカーに物足りなさを感じて、またあちこちで探すことにした。狙いはBOSEの宙づりタイプで、「Yahoo」のオークションで探すと、新しいのから年代物までたくさんある。「ハード・オフ」にもあったが2種類だけで気に入らなかったからオークションで初めて落としてみようかと思った。そこで、はじめて「Yahoo」登録をして、これと決めたやつに値を付けようと思ったら、毎月某かの登録料を払えと指示が出た。頻繁に使うわけではないから、他のところを探し、「楽天」に店を出しているリサイクル・ショップに出ていた中古品を2台2万円で買った。
・届いた品物を見ると予想より大きくて重い。吹き抜けの屋根の端っこにつけようと思ったのだが大変なので、ロフトとの境目の木枠に取り付けることにした。これだと、既存のスピーカーと距離が近いのだが、仕方がない。で、取り付けたところで、さっそく大音量にして聴いてみた。BOSEのスピーカーはクリアーだと聞いていたが、予想していたより音がこもっていて、ちょっとがっかりした。ボリュームを絞れば古いスピーカーの方がいい音がする。そこで、両方を同時にならしてみた。ソウすると、なかなかいい。とりあえずは満足して、薪ストーブに当たりながら聴いている。CDをいちいち入れ替えるのは面倒だから、もっぱらipodだが、CDの方が音は当然ずっといい。あまり聴かなかったレコードもかけるが傷がなければ、これもなかなかのものだ。

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2005年12月27日 15:25に投稿されたエントリーのページです。

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