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冬の片づけと来冬の準備

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forest67-3.jpgforest67-2.jpg・5 月になって、やっとストーブがいらない日が続くようになった。で、連休中にと煙突のすす払いをした。我が家では薪ストーブをほぼ半年間使う。そのうちの 3ヶ月ほどは火をつけっぱなしだから、当然、煙突に付着する煤の量はものすごいものになる。それをきれいにそぎ落とすのだが、楽な作業ではない。
・まず、重たいストーブを少しずらして、煙突を上に抜いてはずす。次に、天井に据えつけられた部分の掃除からだが、煤落としの道具を中に入れ、大きなレジ袋を煙突に巻き付けて、煤が周辺に散らないように静かに、しかし念入りにこすりあげていく。そうすると、たちまちレジ袋には煤が一杯になる。

forest67-4.jpg・次に、はずした煙突の部分を外に出して、煤落としを中に入れる。筒の中を何往復かさせて、付着した煤をすべてそぎ落とす。そうしたらまた、ストーブに据えつけて、煙突が垂直になるように、ストーブの位置を調整する。周囲に落ちた煤を箒で払い、ぞうきんで拭き取る。
・いつもだったらこの後、屋根に登って煙突の先の編み目に付着した煤を落とすのだが、この冬はいつも以上に焚いたせいか、3月には、目詰まりを起こして、空気の流れが悪くなって、慌てて掃除をした。その後また少しくっついてはいるが、今回はこれは省略することにした。


forest67-6.jpgforest67-5.jpg ・屋根は急斜面で、とても登ることは出来ないので、折り畳みの梯子をおいて、それを足場にして煙突まで行くことにしている。大きな梯子をつっかえ棒のようにするのだが、その梯子には重石役としてパートナーが登っている。もう若くはない二人のする作業としては、決して楽ではない。
・煤払いが済んだら、次はストーブの扉につけている密閉用のロープ(ガラス素材)を取りかえる。錆や焼けついたゴミを落とし、耐火性の黒の塗料で化粧をする。これが済むと、ストーブは見違えるようにきれいになる。半年間我が家を暖めてくれたお礼と、この秋にまた、寒くなったらすぐに燃やし始められるように、これは毎年欠かせない作業なのである。(左が化粧前、右が黒化粧後)

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・もうひとつ、この時期にやらなければならない作業は薪割りだ。もちろん、昨秋使い始めた時から、薪を干す場所に新しい薪を補充してきている。けれども、その半年近く干した薪を日当たりの悪い西側に移動し、南の日当たりのいい場所を空にして、そこに新しい薪を積みあげていく。もう何時間も続けてやる体力はないから、毎日少しずつ、しかし休みなくやって、連休明けには終わらせたかったが、ごらんの通り、まだ一面残っている。梅雨が始まる前に、ここも一杯にしなければならない。

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2008年05月04日 23:20に投稿されたエントリーのページです。

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