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伊豆で素潜り体験

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photo47-2.jpg・去年の立山やその前続けた東北旅行と違って、今年の夏は近場にした。沖縄が好きな息子の話を聞いて、海で素潜りをしてみたいと思ったからだ。あてがあったわけではないが、伊豆の南端をめざすことにした。しかし、パートナーの地質上の興味で、まずは三浦半島へ。三崎港の魚屋さんでおまかせの刺身定食と煮魚を食べた。イワシの刺身がマグロより、ハマチよりおいしかった。その後、城ヶ島へ行き、葉山で泳いで宿泊。海草が一杯で濁っていたからシュノーケルなど無用だった。それにしても、久しぶりの下界のせいか暑い。葉山ビールがおいしかった。

photo47-3.jpg・当たり前だが、湘南海岸はどこも人で一杯で、道路は渋滞ばかり。ほとんど道草もせずに下田まで走ったのだが、5時間もかかってしまった。で、ホテルの着くとすぐに海岸に直行。しかし、ここの海岸も海草が浮かび、水は白く濁っている。岩場のところでちょっと泳いだが、50cm先も見えなかった。連泊するから、もう一日チャンスがあるが、魚を追いかけたり、ウミウシと遊んだりなんていうのはまず無理だ、とほとんど諦めた。椰子や棕櫚(シュロ)が林立し、山にはいかにも南国風の照葉樹が密生している。三浦半島よりはずっと涼しくす過ごしやすい。ハワイの気分をちょっと味わって帰るのか、という二日目だった。

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photo47-6.jpg・三日目は石廊崎まで行って灯台を見物して、黒潮が打ち寄せる海岸を断崖の上から眺めた。エメラルドグリーンのきれいな海だ。よく澄んで岩の様子がよく見える。しかしここではとても泳げない。駐車場に戻ると岬めぐりの遊覧船が出発だという。さっき上から見た海に行けるのだからと、急いで乗り込んだ。今日の海は静かだというが、それでも結構波だって、船は揺れる。海から見ると岩の侵食がすごい。折り返しの大根島には台湾猿がいて、船が近づくと寄ってきた。観光目的で放し飼いにされ、そのまま放置されたようだ。島の向かいの海岸に、いくつもテントが張ってあり、大勢の人がシュノーケルをつけて遊んでいる。あそこはどこ?船を下りて、行ってみることにした。

photo47-7.jpg・場所の名前はヒリゾ浜、近くの中木という漁港から船で行く。断崖絶壁に囲まれた浜だから、陸伝いには行けない。浅瀬の多い磯で、顔をつけただけで青や緑や黄色の小さな魚がいる。フグもいるし、大きな魚もいた。サンゴも見えて、今回の目的をやっと実現することができた。海草が邪魔して深いところは見にくかったし、歳を考え2時間ほどで引き上げたが、見所はまだまだたくさんあったようだ。水中カメラもないから感激した景色は写せなかったが、後で調べると、いくつもサイトがあった。たとえばNakagiへ行こうよを見ると、ミドリイシというサンゴの群落もある。

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2008年08月03日 23:21に投稿されたエントリーのページです。

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