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秋の山歩き

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パノラマ台から本栖湖、その向こうの山は龍ヶ岳と雨ヶ岳

・10月になってから毎週山歩きをしている。車で出かけて3〜4時間ほど歩くのだが、すべて、付近の山ばかりだ。当然、山頂に登って見るのは富士山ということになる。冠雪して消えたと思ったら、また冠雪。そのたびに、雪の量が多くなり、やがて根雪になって、上半分が真っ白になる。山に登ると、そんな経過がいっそうよくわかる。

photo53-2.jpg・富士吉田市の東に杓子山がある。河口湖インターから高速に乗ると、すぐに右手に見えるひときわ高く、尖った山だ。いつも気になっていたが、その登山ルートの途中にある高座山(たかざす)まで行くことにした。明見(あすみ)から忍野に抜ける山道を鳥居地峠まで車で行くと、歩くのは1時間ほどで頂上に着く。ただし、ほとんど一直線の山道で、ロープがなければ上り下りが難しい場所もあった。木を切った後の茅場からは、忍野の村と北富士演習場、そして富士山が間近に見えた。長年、入会権を巡って闘ってきた「忍草母の会」のシンボル的な存在だった天野美恵さん(85歳)が亡くなったという記事を見たばかりだった。演習場からは大きな砲撃音が聞こえた。頂上には必死に登る小学生の一群。


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・百藏山(ももくら)は中央線の猿橋駅の北にある。中央高速で岩殿トンネルを抜け葛野川橋を渡る頃に左手に見えてくる山だ。大月市の百藏浄水場に車をとめて歩いたが、ここもきつい登りだった。汗びっしょり。1時間半ほどで頂上に着くと、眼下の桂川と遠くの富士山がよく見えた。

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・パノラマ台は精進湖と本栖湖の間にある。三つ峠から続く御坂山系の西端で、富士山に向かって突き出ている。この先にもうひとつ烏帽子岳があるが、眺めはまさにパノラマで、360度見渡せる。広葉樹の森はブナやケヤキなどをはじめ種類が多様で紅葉もすばらしい。栗やドングリがいっぱい落ちていて、栗ご飯用に十粒ほど拾った。

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左から精進湖、王岳、十二ヶ岳、遙かに三ツ峠、西湖、河口湖、手前の烏帽子岳、眼下の樹海、富士山、朝霧高原、龍ヶ岳

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2009年11月02日 09:34に投稿されたエントリーのページです。

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