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寒波と地震

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forest98-3.jpg ・この冬の寒さは厳しい。日本海側ほどではないが何度か雪も降った。その雪が消えずに凍っている。最低気温が-10度前後の日が続いて、河口湖も凍りついている。-15度までいったと新聞には載っていたから、河口湖に来て一番の寒さなのかもしれない。こうなると、汗をかき、手傷を負い、身体のふしぶしの痛さをこらえてやった薪割りのしがいがあったというものである。特に去年の暮れにストーブを新調して、大型のものにしたから、薪の消費量が一段と増えた。暖かいが、こんな寒さが続くと4月にはなくなってしまうのでは、と心配になってきた。

forest98-1.jpg ・薪は1年かけて乾かさなければならない。だから、薪ストーブを使い始めると同時に翌年の薪を割り始める。11月に購入した3立米の原木は、正月休みが終わる頃にはほとんど割って、ご覧のように積み上げた。上にトタンをかぶせて、なかなかいいと、自画自賛。それではと追加の3立米を頼んだら、運んでもらう日の前日に雪が降ってしまった。こうなると、原木を運んでもらうのは雪が溶けるまで待たなければならない。雪はまだ先のことと高をくくっていたのが何とも悔やまれる。

・東京都心で久々に積雪のあった日に、たまたま大手町で「大学と企業の懇談会」があった。中央道は雪で横転した大型トラックの事故処理に手こずって明け方から昼過ぎまで通行止めが続いた。仕方なしに出かけて相模原で降りたが甲州街道が大渋滞で八王子までの大垂水峠を越えるのに3時間もかかってしまった。間に合わないと思ったが、首都高速はがらがらで八王子から霞ヶ関まで40分弱で到着した。

forest98-4.jpg・大学は授業が終わって定期試験期間中だったが、いくつもの会議の間に副査をやった博士論文の面接が2件あって、ここ2週間は特に忙しかった。地震はその間の休みの日の朝にやってきた。そのときの様子については前回の「うわー、地震だ!」に書いたが、ネットには富士山の噴火や大地震と関連させる記事がたくさんあった。噴火するにせよ、崩壊するにせよ、今ある富士の形は一時的なものでしかない。ただし、この一時は数百年かもしれないし、数千年ということもある。そう思うと、今の富士の形にいとおしさを感じたりもするようになる。

・大学では、今週入学試験が行われる。僕は地方入試の業務で松本に出かける。天気予報は雪。さて何時に出発するか。道草など食わずにまっすぐ行くことにしよう。

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2012年02月06日 08:08に投稿されたエントリーのページです。

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