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隣はとなり、家はうち

毛無山・雨ヶ岳に沈む夕日を西湖からforest104-1.jpg

木曽の御嶽山に登った後も、毎週歩いている。この秋登った山を並べてみると次のようになる。木曽の御嶽山からは休みなく毎週歩いていて、しかも6時間以上歩くことも少なくなかったから、体力はかなりついてきた.先週登った白鳥山は500mほどの高度差で、登って昼食を取り、降りてくるまで2時間半しかかからなかった。
どこの山も秋真っ盛りで、これほど紅葉を満喫した年はなかった。天気にも恵まれて、遠くの山や海、あるいは島まで見通す景色を眺めると1000m以上も登ってきたかいがあったと思うことが多かった。しかし、冬は確実に迫っていて、大室山では小雪が舞った。これからは南の山を中心に年内も歩こうと思っている。

9月10日 北八ヶ岳横岳
9月21日 本栖湖・龍ヶ岳
10月5日 杓子山・高座山
10月18日 木曽御嶽山
10月25日 今倉山・二十六夜山
11月1日 瑞籬山
11月8日 朝霧高原・毛無山
11月15日 西丹沢・大室山
11月22日 富士川・白鳥山
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毛無山頂上から富士山
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大室山から相模湾と伊豆大島を望む
瑞籬山の岩場を登る
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ところで、たった一人でログハウスを建てた隣人だが、その後も時折やってきて、今度はツリー・ハウスを作り始めた。足場も本格的に組んで夏から始めて最近完成した。こちらは仕事もあるし、山歩きもしていて、作業しているところはあまり見なかったから、いつの間にという感じだった。それでも、時に早朝から夕暮れまで金槌やのこぎりの音がしていて、せっせと作業している様子を感心しながら眺めることもあった。さて次は何をするのだろうか。今度見かけたら、聞いてみようと思う。

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forest104-7.jpg P.S.父母が老人ホームで暮らすようになって5ヶ月が過ぎた。売却した家も、つい最近壊されて、ご覧のような更地になった。ここには中学生の頃から京都へ行くまでの10年ほどしか住まなかったし、建てかえをしたから家に愛着があったわけではない。しかし、半年ほど前まで週に一度泊まりに来た家がなくなってしまい、ただの空き地になったのを見ると、やっぱり寂しさを感じた。「終の棲家もしょせんは仮の宿か。」そんなことをつぶやきながら、写真を撮った。ここでもまた、隣はとなり、家はうちだ。

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2012年11月26日 06:08に投稿されたエントリーのページです。

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