« 真夏の騒動 | メイン | それにしても雨が多い »

カビと腐食

forest161-1.jpg


forest161-2.jpg・台風は雨も風も強かった。屋根に枝が落ちて大きな音もした。庭に散乱した枝を集めると一山ほどになった。枯れたら細かく折ってストーブの焚きつけにする。我が家では停電も断水もなかったが、千葉では大きな被害が出て、復旧がずい分遅れたようだ。猛烈に暑い日が数日続いたから、被害に遭った地域の人は大変だったと思う。SNSには窮状を訴える声が溢れているのに、テレビは内閣改造や韓国叩きばかりだった。もうこの国の政治やメディアは完全に腐っている。

forest161-3.jpg・今年はとにかく雨がよく降る。長梅雨に夕立、そして台風。森では地面が乾く暇がないほどだが、おかげでカビが大繁殖している。雨ざらしで積んである薪にはカビが咲き放題だが、雨が当たるログにも付着していて、腐食が進んでいるところがあった。気づかずにいたのだが、さっそくコーキングをして固めて、針金で補強をした。想像以上に腐食が進んでいて、コーキングのチューブが何本も必要だった。完全に崩れて修復不能でなくてよかったと思うが、さてどのくらいもつだろうか。

forest161-4.jpg・カビや腐食は屋外だけではない。家の中にはカビが蔓延していて、あちこちから臭いがする。風呂場のログに黒くなったところがあって、押すとへこむようになった。針を刺すとかなり深くまでめり込んだから、慌ててほじりだしてみた。そうするとかなり腐食していて、タイルとの間に大穴があくほどだった。ちょうどシャワーの下あたりで、水がたまって腐ったようだった。何年もなぜ気づかなかったんだろう。穴が大きいからと、薪割りでできた木っ端を埋めて、その隙間にコーキングをし、数日後に浸透性の防水塗料を塗った。

forest161-5.jpg・家のメンテナンスは大事だ。気づかずにいると大変なことになる。定住でもこんなだから、別荘に利用している家では、カビ取りや修復のためだけに時折来るなんて人もいる。歳を取ると別荘を持つのも難儀なことになる。
・長雨で元気なのはカビだけではない。雑草の繁茂の仕方も尋常ではなかった。もうすぐ原木を運び入れてもらうからと思って汗をかきかき草取りをしてやっと通路ができた。木を覆い尽くすような蔓があちこちに勢力を伸ばしていた。やたら広がったミョウガに実が少ししかできなかった。根がはりすぎたせいだというから、掘り起こして間引きをした。ざる一杯の収穫が再現できることを期待するが、さてどうなるか。

forest161-6.jpg・久しぶりに西湖でカヤックをした。ぼくは自転車で行ったのだが、帰りにパンクをして、いったん帰った自動車で迎えに来てもらった。木ネジが刺さっていたが、誰かがまいたのだろうか。自転車で10km走り、カヤックを組み立て、漕いで、畳んで、また自転車で10km。さすがにくたびれて、昼食後は高いびきとなった。
・今年の夏は客が少なかったが、結構忙しかった。それにしても時間が経つのが早い。秋になれば、薪割りも始まるし、落ち葉の片づけや栗拾いもある。自転車にもいい季節だ。身体だけは腐らないように、精出すことにしよう。

About

2019年09月16日 07:09に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「真夏の騒動」です。

次の投稿は「それにしても雨が多い」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by
Movable Type