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暖冬と雪

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forest164-2.jpg・雪らしい雪がやっと降った。小さな雪だるまがつくれるほどだが、冬らしい景色になったのは間違いない。しかし、すぐに暖かくなって、雪は数日で消えた。一度積もると春まで溶けないのが普通だったから、やっぱりいつもとは違うと感じてしまう。そもそも、この雪は南岸低気圧によるものだから、普通なら3月になってから降るものなのである。そう言えば、春一番としか言いようがないような強い南風も吹いた。ただし、立春前だから、気象庁も春一番とは言わなかった。この冬は全国的に少雪で、開場できないスキー場がかなりあるようだ。

forest164-3.jpg・去年の暖冬で薪に余裕があるからと、原木は3立米にして12月初めには割り終わった。で、追加の3立米を注文したのだが、在庫がなくて、運んでもらったのは1月になってからだった。さっそく玉切りとまき割りを始めたら、数日で雪が降った。雪が積もるとトラックが入らなくなるから、まさに間一髪だった。2回目も3立米で、一昨年から毎年、1立米ずつ減らしている。暖冬が続けば、もっと減らしてもいいかもしれないが、急に寒い冬になるかもしれないから、このぐらいは備えておかなければいけないだろうと思う。振り返ると、2年続きの暖冬だが、その前の2年は厳しい寒さだった。
・薪割りを始めたら自転車は休み。天気が悪かったせいもあって12月からあまり走っていない。例年1月から3月ぐらいは休んでいるが、今年は暖かい日もあるから、たまには走らせようと思っている。2月には屋久島に行って、縄文杉まで往復20km程を歩こうと思っているから、体力をつけておかなければならない。

forest164-4.jpg・WifiはNTTの光と契約しているが、ルーター一つでは部屋中で受信できないので、2階にもう一台敷設している。Appleの「Airmac Timecapsule」で、データのバックアップができる3テラバイトのハードディスク付きだった。もともと研究室で使っていたもので5年ほどになるが、しばらく前から自動のバックアップができなくなっていた。そこでハードディスクの初期化をすると、Wifi機能までがダメになってしまった。で、新しいものを探していると、Googleが出しているのを見つけた。デザインがいいと思ったし、評判も悪くないようだから、すぐにAmazonで購入することにした。設定は専用ソフトをダウンロードしてパソコンではなくiPadからと、いかにもGoogleらしかった。
・パートナーが使っていた「Macbook air」の調子が悪くて、これも新しいものを買った。形はほとんど変わらないが、接続が「USB TypeC」だけになったから、モニターやUSBと接続するためのハブを買う必要があった。新しいものを買うたびに、付属機器やコードが必要になる。そして、今まで使っていたものが不要になる。そう言えばiPhoneやiPadも今売っているのは、僕が使っているものとは違っているようだ。面倒だし、無駄なことをやってるなとつくづく思った。

・と書いたら、日曜日に15cmの雪が降って、今日も午後から大雪の予報が出ている。しかし、その後、この時期にはありえない10度を超える日が続くようだ。これはもう3月末から4月にかけての陽気で、常識が通用しなくなっている。そう言えば、冬でも暖かいスペインのアンダルシアや地中海沿岸で大雪が降ったようだ。温暖化への対応は、もう完全に手遅れなのかもしれない。

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2020年01月27日 06:36に投稿されたエントリーのページです。

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