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今年の卒論(2011年度)

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・今年のゼミは20名で留年生が3名でした。2年生からの継続は11名で、3年生からの履修が例年になく多い年でした。そのせいか、ゼミの中でも学生同士のコミュニケーションは不活発で、一人孤立しているような人もいたようです。ゼミの飲み会(コンパとは言わないようです)も結局、一度もやらずじまいでした。何度もやった昨年とは大違いで、年によってこれほどゼミの雰囲気が違うのもめずらしいことでした。
・今年は3月に巨大地震があり、原発事故がありました。地震の被害や近況をメールやポータルでやりとりして、全員が大きな被害なく過ごしていることを確認しましたが、一ヶ月遅れの新学期がはじまっても、全員が顔をあわせることはほとんどありませんでした。僕が学部長になって急な会議でゼミがつぶれたことや、就職戦線が一段と厳しくなって、大学に来る余裕が学生になかったことなど、理由はたくさんありました。
・今年の表紙は関口君の作です。タイトルの「卒悶集」も彼が考えました。それはまさに彼が卒論と格闘したことを意味しますが、だめ出しを何度もされて、書き直しをした多くの人にとっても共感できる題名だったようです。ただ、表紙に描かれた僕がこんなに怖そうなのには、ちょっと異論があります。心を鬼にするのは、学生のためにやむを得ずであって、本当は仏のように優しくなりたいと思っているからです。もっとも、新しく来年のゼミにやってくる2年生や3年生には、いい加減ではすまない怖い先生なのだということが印象づけられていいかもしれません。


1.「ハケン」の真実‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥平瀬 圭
2.四感から見る日本人の非言語コミュニケーション‥‥‥‥‥‥‥山口 篤史
3.殺戮する精神‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥関口 健介
4.リンク栃木ブレックスが地域にあたえる経済効果‥‥‥‥‥‥‥金子 憲太
5.地域密着型のスポーツ経営を探る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥阿瀬 裕美
6.日韓ワールドカップに見るサッカーとメディア‥‥‥‥‥‥‥‥持田 絵美子
7.高知よさこい祭りを通して見る高知‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥公文 美穂
8.クール・ジャパン,アニメやマンガから見る現代Japonisme ‥‥大藤 みなみ
9.折込みチラシについて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥福原 千織
10.東日本大震災と公共広告‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥黒川 瑠美
11.男女を分けることは必要なのか‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥吉川 美里
12.真の「男らしさ」、「女らしさ」について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥片桐 啓
13.前衛的音楽‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥安井 裕人
14.ストリートライブ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥畠山 敬徳
15.学校給食と食育の問題と課題‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥鈴木 身知子
16.犯罪からみる心理について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥茂山 太雄
17.捕鯨問題を考える‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥倉田 秀明
18.「AKB48」に至るアイドルの変遷‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥田村 彩子

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2012年01月16日 07:19に投稿されたエントリーのページです。

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