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秋の裏磐梯

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photo89-2.jpg・パートナーの誕生日の小旅行もすっかり定着した。続けて信州に行っていたので、今年は裏磐梯に行くことにした。去年の夏にも行ったのだが、あまりの暑さに予定を変えて帰ってしまったので、秋にまた行こうということになった。例によって義兄の山小屋をめざした。日光で高速を降りて、鬼怒川温泉から南会津、会津を走った。蕎麦を食べ、紅葉を眺めながらのドライブだった。夏の暑さのせいか、長雨のせいか、今年の紅葉は茶色くて美しくない。途中、テレビなどで紹介されている大内宿に立ち寄ったが、訪問客が多かったし、平日なのに通行量も多かった。「go to トラベル」のせいなのか。そう言えば、圧倒的に世代は高かった。

photo89-3.jpg・裏磐梯では五色沼を歩いた。すべてを歩いて往復するのではなく、毘沙門沼から赤沼まで歩き、また戻って、反対側の柳沼から青沼、ルリ沼まで。あわせると4.5キロほどだった。ここでも観光客は多く、老年世代と修学旅行か遠足の中学生だった。で、紅葉はやっぱり茶色がかっていて、美しくはなかった。とは言え、沼ごとに違う色あいは、なかなかの景色だった。雲一つない秋晴れで、前日までの雨続きの空が嘘のようだった。何度も書いているが僕たちは旅に出て雨に降られたことがない。典型的な晴男・晴女なのである。

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photo89-6.jpg・午後は小野川湖からスキー場に行き、ロープウエイで西吾妻山の登山口まで上がった。山頂はすぐ近くに見えたが、登る気力はなし。この周辺の紅葉は少しきれいだった。ここでも観光客は大勢で、駐車場は車で埋め尽くされていた。車を降りたらマスクというのが面倒で、ついつい忘れて車に戻ることを繰り返した。泊まったホテルも満室。「go to~」を批判しながら、旅していることにちょっと後ろめたさを感じてしまった。

photo89-7.jpg ・帰りは猪苗代の道の駅によって、栗や野菜を買って、一気に高速道路で帰宅。帰ったらすぐ栗の皮むきをして水に浸けた。山栗のようで、今年も不作だった秘密の栗の木と同じほどの大きさだった。袋に「虫止めしていません」と書いてあったのでネットで調べると、山栗にはこの処理が必要とあった。皮をむく前に80℃で2分ほど茹でて乾かして、冷蔵庫で冷やすと虫が死んで甘味も増すらしい。知らなかった。皮をむいてしまったので、このまま冷凍することにしたが、次からはそうすることにしよう。栗ご飯にした後は、正月の栗きんとんになる。


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2020年10月26日 06:20に投稿されたエントリーのページです。

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