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千客万来

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・ぐずついた天気でちっとも夏らしくなかったが、お盆あたりから太陽が照りつけるようになった。で、京都や東京から来客が続いた。その客を迎えるために、家のログや屋根の裏側のペンキを塗ることにした。はしごを使っても届かないところや、屋根の裏側を塗るためにJマートでローラーを買った。半信半疑だったが、これがなかなかの優れもので、いつも気になっていた白カビなどもきれいに塗ってしまうことができた。一部をきれいにすると、他との違いが目立ってくる。だから、玄関のログや屋根裏も塗った。上を見ながらの作業だから、当然、首と背中が痛い。
・京都からやってきたキミちゃんは友人の娘だが、短大を出た後ニュージーランドで暮らしていたと言う。山好きで、この後、単独で鹿島槍ヶ岳に行くと言って大きなリュックを担いでやってきた。思わず「ひとりで?」と聞いてしまったが、それは日頃接している、最近の学生とずいぶん違う印象を受けたからだ。陶芸を体験し、自転車で河口湖も西湖も走り回った。

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・そして、後半は、大学院の学生、OBたち。『カルチュラルスタディーズを学ぶ人のために』(クリス・ロジェク著、世界思想社)の出版パーティを我が家でやり、編集を担当していただいた川瀬さんも京都からおいでくださった。庭でのバーベキューは4時頃から始まり、夜中まで続いた。パートナーや子どもを連れてきた人もいて、家では収容しきれないので、テントで寝てもらった。歌を歌う人、せっせと食べる人、アルコールのだめな人、底なしで飲みたい人、それぞれに、たき火と冷気を楽しんだ。
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・翌日は西湖に出かけて、カヤックと自転車。ゆったり漕いで爽快な気分を味わった人もあり、転覆しかけるハプニングに奇声を上げた人もあり。西湖一周10km のサイクリングでは、日差しが強くて、みんな久しぶりに筋肉を使い汗だくになった。残念ながら富士山は雲に隠れていて姿を見せなかったが、澄んだ湖と樹海の風景を満喫したようだった。その後は富士吉田の名物「うどん」を食べに行って、富士急ハイランドのバス停で「さようなら」。やれやれ、楽しかったけど、疲れた!。 ・この1週間に訪ねてきた人は12人。パーティに参加できない三浦さんがカップルで陶芸体験にやってきた。早起きをして午前中に体験教室をすませたから、お昼は、かき揚げ天ぷらとうどんをご馳走した。にぎやかさが過ぎ去って久しぶりに静かになった晩は、夜更けに13度にまで下がって寒いほどになった。夏もこれで終わり。あれこれ仕事も山積みだ。

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2009年08月31日 00:13に投稿されたエントリーのページです。

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