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梅雨がうらめしい

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forest126-2.jpg7月に入って、毎日のように雨が降り続いている。その雨の合間に真っ赤な夕焼けの日があった。うわーきれい、と見とれたが、ほんの少しで闇に消えた。梅雨入り前に御坂山塊に登った。ただし歩いてではなく、車でだ。いつ来てもここからの景色は素晴らしい。しばらくぶりでちょっとだけ、パートナーと尾根歩きをした。リハビリを頑張って、500m、1km、2kmと散歩の距離を少しずつ伸ばしている。果たして山歩きができるまで回復するのだろうか。ここはじっくりリハビリに励んでもらうしかない。

toilet.jpgそんなふうに思っていたら、保険の適用は6ヶ月までだと言われた。あとは実費で続けなければならない。治っても治らなくても半年限り。保険制度の財政が厳しいとはいえ、切り捨てがここまで露骨だと腹が立つ。

一方で、新国立競技場に象徴されるように、どんぶり勘定でやる無駄遣いがあとを絶たない。ラグビーのW杯もオリンピックも、やりたければ横浜や埼玉、そして味スタを使えばいい。権力者の思いが弱者を切り捨てにする。そんな好例を目の前に突きつけられた思いがした。その新国立競技場はまるでトイレだという記事を見た。こんなものは絶対作らせてはいけないのだ。

forest126-3.jpg山歩きができないから自転車で。新しい自転車に乗って6月は12回走った。河口湖一周、西湖一周、そして西湖と河口湖。スピードが出るからついついがんばって新記録を狙ってしまう。で、河口湖一周は45分、西湖は58分、西湖+河口湖は1時間22分。こうなるとだんだん冒険もしたくなる。富士山一周はいつかやりたいと思っていたが、まずは精進湖まで、そして本栖湖まで、あるいは山中湖一周をしてからと思っている。自転車は何と言っても登りがきつい。その登りだけのヒルクライムにも挑戦してみようか。だったら富士山五合目まで、などと考えている。年寄りの冷や水と言う声が聞こえてきそうだ。

forest126-5.jpgところが7月に入って自転車に乗れない日が続いている。この週末やっと晴れたと思ったら、数日前から体調がすぐれない。梅雨時には時々出る症状で、原因は不明だが、とにかく寝れば直る。で、日曜日に8日ぶりで河口湖を一周した。
雨の影響は薪にも出始めている。カビが生えてきているのだ。雨のかからない軒下にできるだけ移動しなければならない。自転車よりも優先してと、これは土曜日にやった。カビだけでなく、虫の巣になっていたりナメクジがついていたりと大変だった。他方で茗荷は例年になく大きく育っている。収穫は今月末からか、あるいは8月になってからだろうか。

forest126-4.jpg雨は降っても気温は暑からず寒からず。僕にとってはちょうどいいのだが、パートナーには寒いようだ。麻痺した部分の血流が悪いせいだろう。とにかく家の中は暖かく。そのために床下の断熱工事をした。建築時に貼った繊維質の断熱材が剥がれ落ちていたから、以前からなおさなければと思っていたのだが、薪の原木を購入しているところで相談をすると、うちでもやってますと言われた。今は発泡性のウレタンを吹き付けるやり方になっているという。床全面に吹き付けたが、さて今度の冬はどうだろうか。床下に入ってみると、ちょうど薪ストーブがあるところに、大きな蜂の巣があった。もちろん、もう何年も経ったものだが、ここで越冬したのだろうか。きっと暖かだっただろうと思う。

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2015年07月13日 06:41に投稿されたエントリーのページです。

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