« 暑い!暑い! | メイン | 栗と薪 »

夏の終わりに

forest152-1.jpg

forest152-2.jpg・猛暑に台風、今年の夏は河口湖でも暑かったし、台風では大雨が降り、風も強かった。風が吹けば、家の周囲の木は大揺れになる。枝が屋根にドスンと落ちるが、今度の台風では、大木が幹ごと折れるのではと心配になった。幸い、そういうことはなかったが、積んである薪が、二度の台風で二度とも崩れた。雨を吸って滑りやすくなったのと風で見事に崩れたが、放ってはおけないので、すぐに積み直した。濡れた薪は重いし、台風一過でやたらに蒸し暑い。蚊にも襲われながらの汗だくの作業だった。やれやれ。しかし、台風シーズンはこれからだから、こんなことがまだあるのかも知れない。

・我が家にはエアコンはない。必要なほど暑くはならなかったからだが、今年は欲しいと思う日が何日もあった。町では役場にも学校にもエアコンはない。しかし、今年の夏は例年に比べて平均気温が二度以上も上昇したから、学校からエアコンをつけるようにするそうだ。我が家はどうするか。来年も同じように暑かったら、つけることにしようか。そんなふうに思っている。

forest152-3.jpg・こんなふうだったから、我が家でもいつもと違うことがいろいろあった。毎年夏に収穫する楽しみだったミョウガは、葉っぱが見事に成長したから、さぞかしたくさん収穫できるだろうと楽しみにしていたのだが、まったくの不作だった。いつもなら葉が茶色くなるまで取れるのに、今年はまだ青々しているうちから、ミョウガが出なくなった。
・かご脱け取りの蛾眉鳥が朝夕うるさいほどに鳴くのは数年前からだが、今年は今まで聞いたことがないミンミンゼミの鳴き声が聞こえるようになった。温暖化の影響で生き物の生態にも確実に変化が出始めている。そんなことを如実に感じた。

forest152-4.jpg・観光客の多さも例年以上で、湖畔でキャンプする人たちもごった返すほどだった。車はもちろん自転車も多いから、のんびり走るというわけにはいかなかったし、暑いのと雨が多いのとで、7月は自転車を自重する日が多かった。カヤックもなるべく早い時間にと何度か出かけたが、早朝からかなりの人手だった。
・そんな喧噪も、9月になったらだいぶおさまった。終末や連休を除けば、誰もいない湖畔をサイクリングすることができる。ただし、紅葉が始まれば、また平日でも団体客で賑わうだろう。

・今年の夏は、日本列島も散々だった。北大阪の地震、四国、中国地方の集中豪雨、猛烈な風と豪雨を伴う台風の連発、そして北海道の地震だ。しかし今年の夏だけが特別だとは思えない。地震はいつどこで起きても不思議はないし、天候の変化は異常ではなく、常態化してもいる。大きな被害はなかった我が家でも、気温の上昇などは毎年のことになっている。

About

2018年09月10日 06:21に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「暑い!暑い!」です。

次の投稿は「栗と薪」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by
Movable Type