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紅葉と暖冬

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forest154-2.jpg・今年の冬は暖かい。紅葉は色が鮮やかでなかったが、いつまでも落ちずに残っていた。だから、紅葉見物の観光客がにぎやかで、自転車で出かけるのを面倒にも感じた。撮るのに夢中で道のまん中に出て来たりするから、スピードを落として注意しなければならなかった。もっとも去年は12月になると零下になる日が続いて、自転車にもほとんど乗らなかったから、今年の方がずっと走っている。頑張っても少しも減量できなかったが、御飯の量を減らしたら、順調に体重が減り始めた。さて、この冬はあと何回走れるだろうか

forest154-3.jpg・もちろん、薪割りもせっせとやっている。ただし、暖冬で燃やす薪の量が少ないから、薪を積む場所ができない。もう一回原木を運んでもらうのだが、暖冬が続いて消費量が少なければ、少し減らしてもいいかもしれない。最低気温が5度以上だと、薪ストーブでは暑すぎて、寝苦しいほどになってしまう。この週末に初めて零下になったが、この調子で寒くなるのだろうか。切って割る量が少なくなるのは楽で結構だが、冬らしくないのは今ひとつおもしろくない。寒ければ寒いで文句を言い、暖ければ暖かいで物足りないと言う。勝手だなと、我ながら思う。

forest154-4.jpg・パートナーが積極的になったので、山歩きも始めた。10月の末に紅葉台に登ってから、毎週水曜日におにぎりを持って、富士山の大室山、都留アルプス、山中湖大平山、そして精進湖パノラマ台と歩いてきた。4km、5kmと頑張ってきて、コースタイムの倍かかっていたのが、1.5倍で歩けるようにもなった。さすがに足腰が痛くて音を上げるようになったが、暖冬のままだったら、これからも続けようと思っている。何しろ、しばらく行っていない海外旅行を早く再開したいと思っているから、体力的にも大丈夫だと、自信をつけてもらわなければならないのだ。

forest154-5.jpg・アメリカのポートランドに住む友人のKさんが、一人でごらんのような大きなリュックを担いでやってきた。2週間であちこち旅行をして、最後のところで我が家に1泊した。ぼくと同い年だが元気いっぱいで、手料理で歓迎してにぎやかに話した。パンプキン・プディングを久しぶりに作ったのだが、レシピ通りだとカボチャより卵の味が勝ってしまうので、量を三倍にして、裏ごしも念入りにした。御得意のかき揚げ天ぷらも、最近では蕎麦粉と白身で揚げている。粉の量が少なくなって、さくさく感があるから、小麦粉よりはずっとおいしい。彼女はそのどちらも「おいしい、おいしい」と言って食べてくれた。

・ 来年は海外旅行を再開して、まずはポートランドに行こう。そんな約束をしてお別れした。シアトルで大谷も見たいからいつにしようか。そんな楽しみが増えて、今から待ち遠しくなった。

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2018年12月10日 07:30に投稿されたエントリーのページです。

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