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雪のない冬

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forest157-2.jpg・今年の冬は雪が少なかった。山はうっすら白くなっても下は雨、というより、雨そのものが降らない冬だった。当然空気は乾燥するから、薪ストーブの上には鍋二つにヤカンをのせて湯気を出すようにしている。そのほかに加湿器二つがフル稼働で、これでも40%を保つのは難しかった。おかげで洗濯物は、リビングの吹き抜けに干せば半日で乾く。洗濯は外に干したり、ドライヤーを使ったりしない冬が、一番楽なのである。
・ところがその加湿器が二つとも、蒸気を発散させなくなった。フィルターを買って交換したのだが、古いフィルターには白い粉が付着していた。水道水に含まれる石灰(カルキ)やカルシウムだと思うが、これを丁寧にとってやることにした。布製のは乾かした後、軽く叩いたり、もんだりして、固まりを除去すると、買ったばかりのようにふわふわになった。紙製のも乾かして、これは穴に串を差し込んでこそげ落とすようにした。どちらも手間がかかって面倒だったが、クエン酸に浸すというやり方よりはずっと効果的だった。おかげで、購入したばかりのフィルターはしまって、古いものをまた使い始めている。

forest157-3.jpg ・我が家では生ゴミは庭に穴を掘って埋めることにしている。その穴が満杯になってきたので、新しい穴を掘ることにした。5~6年おきにやっていて、その都度場所を変えるのだが、掘っていると珈琲の紙フィルターが出てきた。しかしゴミは土に帰って、真っ黒でいかにも豊かなものになっていた。たぶん10年以上、15年ぐらいは経っているのだと思う。ここには生ゴミの他に、ストーブで出た灰も一緒に埋めている。大木に覆われて日がささないから畑にはできないが、木漏れ日でも育つ花ぐらいは咲くかもしれないと思った。
・昨年の秋頃から背中に痛みを感じるようになった。薪割りのせいか、自転車かわからないが、穴掘りには支障がなかった。翌日には筋肉痛が出るだろうと思ったが、まったく出なかった。日頃から身体を動かしていればこそだが、腰の痛みは少しもよくならない。。

forest157-4.jpg ・今年も庭には、いの一番に片栗が咲いた。毎年花の数が増えていたから、数えるのが楽しみだったが、数日前に季節外れの雪が降り、その後零下になる日が続いた。一度出始めた片栗も躊躇しているようで、まだ去年の数にはなっていない。庭の富士桜も、膨らみ始めたつぼみがじっとしていたのに、やっと咲き始めた。雪のない冬らしくない冬だったのに、今頃になって冬に逆戻りだ。植物もすっかりとまどっている。
・チベット積みしている薪が崩れた。表面が乾いてつるつるになっているから、積み直してもまた崩れてしまった。仕方がないから二カ所にして、高く積み上げないようにした。雨が少なかったことが、こんなところに出ている。
・前回書いたが自転車でこけてから、首や肩の痛みが取れていない。寒いせいもあって、自転車にはしばらく乗っていなかったが、昼の温度が10度を超えたので走ってみた。故障箇所を直し、急坂用のスプロケ(歯車)に換えたので、その具合を試してみた。一つひとつではなく飛んでしまうこともあるが、差し支えなく走ることができた。歯車(スプロケ)を大きなものに換えて坂道を楽に上れるようにしたから、西湖に行く急坂で試してみた。しかし、しばらくぶりだったからやっぱりきつかった。走り慣れてからでないと効果はわからないのかもしれない。


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2019年04月08日 06:16に投稿されたエントリーのページです。

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