« 梅雨とリフォーム | メイン

どこにも行かない夏

forest177-1.jpg

・先月榛名湖と軽井沢に一泊旅行をしただけで、この夏はどこにも行っていないし、行く予定もない。大きな理由はもちろん、コロナの感染爆発だ。去年は北海道に十日間ほど出かけたが、この夏の感染状況を考えたら、とても無理だと判断した。もちろん東京にも、今年は一度も行っていない。母とも孫とも会えない日が、一体いつまで続くのか。いい加減うんざりするが、当分は無理だと諦めている。

forest177-2.jpg・山梨県もこのところ感染者が増えていて、つい最近、車にドライビング・レコーダーをつけようと予約したら、スバルの営業所から感染者が出ましたという連絡があった。店には入らず車を置いて帰ったが、身近で聞く初めてのニュースだった。いよいよ迫ってきたかと思ったが、だからといって、ワクチンをとは思わなかった。家にいればほぼ無菌状態だし、出かけるのは週一回のスーパーへの買い物だけで、後は自転車と山歩きだけで、訪問者もいないからだ。もっとも、絶対拒否というわけではない。必要だと思ったらやろうと考えている。

forest177-3.jpg・もちろん、どこかへ出かけたいし、誰かとも会いたい気持ちはやまやまだ。しかし、コロナ以外にも、ここ数年の夏は、どこに行っても猛烈な暑さだから、家にいるのが一番!といった気持ちにもなっている。先日は八王子で39度といったニュースを見た。その時わが家は27度だったから、「ここは天国だね」とパートナーとうなずきあった。湖畔は30度を超えていたようだが、森の中は数度低いし、屋根の葺き替えをしたおかげで照り返しがなくなって、家の中はさらに涼しくなった。だから去年買った扇風機も、今年はあまり使う必要がなくなった。

forest177-4.jpg・それでも自転車は朝の涼しい時にと決めている。家に帰れば汗びっしょりになるし、熱中症にもなりかねないからだ。オリンピックのロードレースを観てから、心なしか気張って漕ぐようになった。先日西湖に出かけて急坂を登りはじめると、ちょっと前に先行者がいて、思わず力が入って抜き去ってしまった。後で記録を見ると、いつもより1分以上も早く駆け上がっていて、競う相手がいるとこんなに違うものかと驚いた。コロナでカヤックもご無沙汰だったが、久しぶりに西湖に浮かべた。組み立て方を迷うほどしばらくぶりだったが、快晴の中、富士山を見ながら湖に浮かんで心地よかった。

・お盆になって、湖畔にも車の列や人混みができはじめた。ちょうど天気も悪くて雨ばかりだったから、本当にどこにも行かずに家の中で過ごした。一日の中心は大谷君の出る試合だった。オリンピックが始まって、NHKが中継をしなくなったが、スマホをテレビにつなげてAbemaTVで見ることができた。ここのところホームランが出なくて心配だが、投手としては、力任せではなく頭脳的なピッチングで安定している。若いのにこんな面でも感心してしまう。

creampuff.jpg・ここのところ、菓子作りにも励んでいて、カボチャやサツマイモのプディング、それにシュークリームを作ったりしている。プディングはクリーム状にならずに、どうしてもざらつきが残ってしまう。卵を少なくしているせいか、生クリームを入れないためか、これからもあれこれ考えて作ろうと思っている。外食しないから、食事もデザートも時間をかけてじっくり、ゆっくり作る。生きるをおいしく味わうために、お金を払って人にやってもらうのではなく、自分でやる。コロナ禍もあって、こんなモットーが、ますます生活にしみ込んできた。

About

2021年08月16日 05:07に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「梅雨とリフォーム」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by
Movable Type