大倉喜八郎記念東京経済大学学術芸術振興会（略称：大倉記念学芸振興会）は2022年12月3日(土)、大倉喜八郎 進一層館（フォワードホール）にて芸術公演を開催しました。
今回は、本学卒業生でテノール歌手の佐野成宏氏をお招きし、コンサートを行いました。主催者挨拶では菅原寛貴会長が活動に賛同してくださる皆様への御礼を述べるとともに、コロナ禍を経て会員数が減少したことを挙げ、より一層の支援を呼びかけました。また、本会を創設した富塚文太郎名誉教授（元学長・元理事長）が2022年11月28日に逝去されたことに触れ、哀悼の意を表しました。
「世界が大変な混乱期にある中、このコンサートでは世界の人々への愛と希望と平和を祈り歌いたい」という想いが込められた公演は穏やかな伴奏に始まり、力強い歌声が会場全体に響きました。12月開催という事で、クリスマスソングメドレーやオーホリーナイトなどの楽曲も披露されました。
参加者からは「テノールの声楽を初めて生で聴き、その迫力に圧倒されました。伴奏と歌声の息がぴったりでとても心地がよかったです。映像や音源ではなく、対面で五感を使って体験することができ、良い経験になりました」と感想を頂きました。
学生記者 コミュニケーション学部1年 青野真依
