開館から10年を迎えた東京経済大学図書館が2025年10月30日（木）、1階フロアをリニューアルしました。
今回のリニューアルは学生たちが自身のパソコンなどの情報端末を大学に持ち込むようになったことや、ICTの著しい発展による利用状況の変化への対応に加え、「利用者がリラックスして快適に過ごせる空間」の実現をめざして、居心地の良い空間づくりを追求しようと、レイアウトや什器の更新が行われました。
リニューアル後の図書館1階は、フロア全体がカフェのような洗練された雰囲気でデザインされており、長時間集中して利用できるように、快適でクッション性のあるソファやパーソナルチェアを採用されたほか、利用目的や気分に合わせて選べる多様なスペースが設けられました。
緑の木々を眺めながら学習できる“カウンタースペース”が新たに設置されたほか、コワーキングスペースなどでも使われている体に負担のかからないソファとデスクが置かれた“ソファスペース”では、静寂な環境で集中して読書や作業に取り組むことができます。
さらに、大型のカフェテーブルに温かみのあるテーブルランプが設置された、落ち着きのあるエリアも新設されました。
このほか、移動式の机と椅子を設置した会話可能なスペースでは、少人数の講義やイベントなども実施できる設計となっているなど、細部にまで学生ニーズに応えるリニューアルとしています。
リニューアル以降の図書館では、学生らが自分に合ったスペースでくつろいだり、勉強に取り組んだりしている様子が見られました。
図書課の角田浩司課長は「今回のリニューアルによって生まれた心落ち着く環境で、これまで以上に学生が読書や学びに没頭できると思う。図書館を積極的に利用してほしい」と、話しています。
