日本を代表する写真家として第一線で活躍中のハービー・山口氏(1973年経済卒)が、公益社団法人日本写真家協会(JPS)の第1回「JPS写真家賞」を受賞しました。
同賞は、優れた写真表現を制作する作家を広く顕彰するために今年度新設された賞です。ハービー・山口氏は、幼少期の病の経験から写真のテーマを「生きる希望」と定め、一貫して「人を幸せにする写真」を撮り続けてこられた点や、長年にわたる写真表現・後進育成への功績が高く評価され、記念すべき第1回の受賞者に選ばれたということです。
ハービー・山口氏は、本学を卒業後、1973年に渡英。劇団の役者として舞台に立つ傍ら、10年間のロンドン滞在中にはパンクロックやニューウェーブといった熱気あふれる若者文化の現場に立ち会い、ロックミュージシャンや生きた街の姿を捉えた作品で高い評価を確立しました。
帰国後は福山雅治氏や松任谷由実氏、BOØWYやMr.Childrenなど、数多くのミュージシャンのCDジャケットやポートレート撮影を担当したほか、エッセイストやラジオパーソナリティ、ギタリスト布袋寅泰氏に歌詞を提供するなど、幅広い分野の表現活動にとどまらず、日本写真芸術専門学校の校長(現・名誉校長)等を歴任するなど、写真文化の発展と後進の育成にも深く関わっています。
ハービー・山口氏には、2023年から大学報表紙撮影に関わっていただいているほか、コロナ禍で入学式が実施できなかった学生の多くが卒業した2023年度卒業式では、講演いただいたうえで、晴れやかな雰囲気に満ちた学生らのスナップショットを撮影していだだきました。