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【市民大学講座】世界の食糧問題と日本の役割 ~第3回講義

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国分寺市教育委員会と東京経済大学の共催による「市民大学講座」の第3回講義が、本学国分寺キャンパス2号館B301で2026年10月10日(土)、開催されました。

『世界の食糧問題』をテーマとした今回の講義は、李 海訓経済学部教授が、食料生産の変遷や食生活の変化、飢餓問題の要因、それに日本の食料事情や国際的な役割などを解説しました。

李教授は、1960年代から現在にかけての穀物生産量の推移を示し、世界の食料供給と需要の動向を説明しました。東アジアにおける農業技術や農地改革が食料問題解決に果たした役割に触れるとともに、飼料需要の増加やバイオ燃料への利用、さらには紛争や戦争が与える影響など多角的な視点から食糧問題の複雑さが語られました。また、日本の食料自給率の低さや年間大量に発生している「食品ロス」の問題を取り上げ、国際的な安定の重要性について述べました。   

会場では、配布されたレジュメにメモをとりながら、意欲的に学ぶ受講生が数多く見られました。

講義後に行われた質疑応答では「スーパーや流通における食品ロスの商慣習をどのように改善していくべきか」「東アジアとアフリカを比較した際に、国の体制や経済力などのベースがなければ課題点を解決できないのではないか」など、様々な視点の質問や意見が出され、今回のテーマへの関心の高さがうかがえました。

今年度の講座は「現代社会を考える2026―広い世界で自身を再定位してみる」をテーマに、9月から12月にかけて全6回を対面形式で実施します。

学生広報スタッフ3年 現代法学部 田邊諒羽