
都道府県ごとのピアノ普及率の違いやその背景にある文化・住宅事情などを取り上げられた2026年10月16日付の朝日新聞デジタル「おうちにピアノ、山梨がトップ 鉄道王の『遺産』受け継ぎ根付く?」で、東京経済大学経営学部で流通史や経営史を研究する田中智晃教授のコメントが紹介されました。
公共料金の値段や身近な食べ物の消費量など、くらしにまつわる身近なテーマや話題を様々なデータを使って分析し、47都道府県別の順位や違い、その背景を探る朝日新聞の連載「データで探る47都道府県」として掲載された記事によりますと、田中教授は、ピアノや電子ピアノの世帯保有率で山梨県がトップになった要因について「住環境のほか、地域に根付いた楽器店の存在も普及に影響しているのでは」とコメントしています。
このほか、日本の音楽教室の歴史的経緯や現在の楽器店の役割の変化を解説。高度経済成長期以降、メーカーや各地の店舗が音楽教育の普及に貢献してきた歴史に触れるとともに、新品ピアノの販売数が世界的に減少する現状を紹介。環境の変化で苦境に立つ楽器店に関して、顧客の音楽活動を総合的に支援し価値をともに創造する「音楽の専門店」への転換が必要であるとの見解を示しています。
関連リンク
「朝日新聞デジタル」:おうちにピアノ、山梨がトップ 鉄道王の『遺産』受け継ぎ根付く?
教員紹介:田中 智晃(タナカ トモアキ)