全国初となる、シニア大学院生研究報告大会を開催

東京経済大学大学院では、2022年11月19日（土）に全国初となるシニア大学院生による研究報告大会「全国シニア大学院生研究大会」を開催しました。

社会人経験を経た後に大学院で研究したい方を受け入れる「シニア大学院制度」は、東京経済大学が2006年に全国で初めて導入しました。現在では全国各地に同様の制度があり、多くのシニア大学院生が学んでいますが、これまでシニア大学院生同士が研究交流できる場はあまりありませんでした。

今回開催した「全国シニア大学院生研究大会」は、大学院の枠を超えて全国からシニア大学院生が集い研究成果を発表する場となる、全国で初めての研究報告大会です。

当日は、実行委員会委員長である新井田智幸専任講師（経済学研究科）による開式の辞から始まり、上野千鶴子東京大学名誉教授による記念講演とともに、全国から集まった10名のシニア大学院生による研究発表が行われました。シニア大学院生の研究分野は多岐にわたり、東京経済大学大学院からは4名のシニア大学院生が研究発表を行いました。出席者はシニア大学院生の研究発表に熱心に耳を傾け、発表後には活発な質疑応答が行われました。

東京経済大学の岡本英男学長による閉式の辞の後は、交流会が行われました。研究の悩みや困り事を共有する場面も見受けられ、シニア大学院生同士が交流を深める貴重な機会となりました。

東京経済大学大学院シニア大学院生（修士・博士後期課程）