[2019.03.26]
~シリーズ第1弾~
"ユニークな社史" そして "百年を超える会社の歴史と時代に触れよう!"
"売手市場"と言われる今年の新卒就職市場。この状況はしばらく続くかもしれません。だからといって、何の準備もなく誰でもが簡単に内定を獲得できる時代ではありません。企業は「選考辞退」や「内定辞退」、さらには入社3年以内の「早期離職」を避けるために、学生の見極めに必死です。学生との接触回数を増やしてその「熱意」を確認する選考方法に余念がありません。
また、採用試験に挑む学生にとっては、その「熱意」を示す一つの手段が「志望動機」の明確さです。『なぜその業界なのか?』『なぜその会社なのか?』『会社で何を実現したいのか?』などなど。これらを明確にするには一筋縄ではいきませんね。そこで利用して欲しいのが「社史」です。創業時や事業を拡大発展させてきた長い歴史のなかでの苦難を乗り越えてきた情熱や思いを、時代背景とともに写真や図表を用いて分かりやすく伝えてくれるのが社史です。そこには、会社説明会では知ることのできない会社の事業に対する"熱(熱さ)"を教えてくれる情報があります。そしてそれこそが皆さんの「志望動機」のネタとなるはずです。
東京経済大学図書館地下1階には2000冊弱の社史が蔵書として皆さんの閲覧を待っています。もちろんご自分が希望する会社の社史がないかもしれません。また最新の版ではないかもしれません。でも一度、社史を手に取って会社の思いに触れたとき、そこに会社との縁を感じるでしょうし、また希望する会社の社史をどうしても手に取ってみたければ採用担当者に問い合わせてみるのも、皆さんの会社に対する熱意を伝えることになるでしょう。
今後、学習センターでも5月に「社史を利用した会社研究の方法に関する講座」を開催する予定です。以下に社史を手に取って会社研究を実施した学生の感想を参考に紹介します。ぜひ「社史」を利用した企業研究や業界研究に取り組み、希望する会社の内定を獲得してください。