【イベント】7/9(火)昼休み・第4回「館長の部屋」開催

[2019.07.04]

徐京植 図書館長とお話ししてみませんか?下記の日程で談話会「館長の部屋」を開催します。毎回ゲストを交えて本や図書館のことについて気楽に語り合います。図書館へのご要望なども大歓迎!どうぞ気軽にご参加ください。

【2019年度I期・毎月1回・火曜日昼休み開催!】
開催日&ゲスト:

4月23日(学部生・大野泰輝さん)/ 5月28日(卒業生・関口純平さん)

6月11日(図書館スタッフ) / 7月9日(学部生・城瑛貴さん)

時間:12時20分~50分

場所:図書館1階 ブラウジングスペース

★申込は不要です★

★先着20名様に館長著作『子どもの涙』プレゼント★ 参加者全員に図書館オリジナルグッズを進呈します!

【館長からのメッセージ】

みなさん、本を読むのは好きですか?読書や図書館はちょっと苦手という人も少なくないでしょうね。たしかに読書は、誰かに押し付けられると、あまり楽しいものではありません。でも、自分から興味をもって本を選び、読んでみると、思いがけない発見があり、楽しいものですよ。

私は図書館を「本の森」にたとえることがあります。何かに追われるような日常の中で、野山にでかけ森を散歩して束の間ひとりになるとホッとするでしょう。そして普段は考えないようなことをゆっくりと考えたり、あるいは自由気ままに想像をめぐらせたり幻想にふけったりすることもあるでしょう。図書館は本来、そういう場所だと私は思っています。森で樹木に囲まれるかわりに、書架にぎっしりと埋まった書物に囲まれてひと時を過ごしてみてはいかがですか? そこには遥かな過去の人、遠い異国の人など、直接には会うことのできない人たちの知恵や魅力が詰まっています。山で森を歩く時、時として地図やガイドが必要なように、私たち図書館職員を書物の森のガイドとして活用して下さい。

【図書館長 徐京植(ソ・キョンシク)】

  1951年京都市生まれ.エッセイスト(作家). 「芸術学」担当.2000年に本学着任.2018年度から図書館長.
 全学共通教育センター教授.
 主な著書:『私の西洋美術巡礼』『私の西洋音楽巡礼』
 『ディアスポラ紀行』『プリーモ・レーヴィへの旅』
 『抵抗する知性のための19講』『在日朝鮮人ってどんなひと?』
  ほか多数.

☆館長の部屋ポスター.pdf